才能を思いっ切り伸ばしたい若者へ「日本ベンジャミン人間性英才学校」

早熟な才能ゆえに、普通の子の集団から浮いてしまう子どもたちがいます。「浮きこぼれ」と呼ばれます。学校の授業では物足りず、教室での態度が無気力になったり、欠席がちになったりします。一方で、独創力に優れ、好きなことにはすごい集中力と行動力で取り組みます。日本ベンジャミン人間性英才学校は、そんな浮きこぼれの子を含めて、才能を思いっ切り伸ばしたい若者たちにぴったりの学校です。

 

■画一的な教育が生む「浮きこぼれ」
もともと「浮きこぼれ」は、授業についていけない子どもを指す「落ちこぼれ」の対義語として生まれました。学習意欲の高かった子が授業を物足りなく感じたり、クラスで疎外されたりする場合を言います。浮きこぼれも、落ちこぼれも、長年の画一的な教育によって増えてきたともいわれます。

2016年に開校した日本ベンジャミン人間性英才学校は、「画一」とは全く逆の教育を行う学校です。まず、教室、教科授業、宿題、テスト、成績表がありません。教科書で勉強せず、テストもなく、順位をつけません。

 

■みんなが人間性の「天才」
ベンジャミン学校での唯一の目標は「人間性英才」として成長することです。音楽の英才、美術の英才、科学の英才などは、幼少期からその分野の才能が開花した少数の英才を指します。しかし、「人間性英才」は誰でもなれます。人間性に関しては、すべての子ども・若者が「神童」であり、「天才」だといえます。

ベンジャミン学校では、「あらゆる人の内面に人間性の光がある」という脳教育の考えに基づき、一人ひとりの原石をとことん磨き、ダイヤモンドのように輝かせていきます。

 

■若いときから責任を持たせる
従来の日本のような画一的な教育体制の中では、若いうちから目立つと周囲から抑えられがちです。しかし、歴史的に見て、新しい飛躍的な学問の発展は、いわゆる老大家からは出ていません。若い世代から出ています。

アメリカでは、多くの州が何らかの制度と予算を用意して才能児を発掘し、飛び入学や特別教育プログラムで支援しているといいます。たとえば数学で抜群の小学生が、数学の授業だけを受けに高校に通って単位を取ることも許されています。20代の大学教授も大勢います。特定の分野に秀でた子どもがのびやすい環境があり、若いときから責任を持たせて思う存分やらせるという風土があります。

 

 

■自分だけのプロジェクトを実行
ベンジャミン学校では、それぞれの生徒が自分だけのプロジェクトを企画・立案し、責任者として実現させていきます。教師やメンター、学校の仲間からサポートを受けながら、「事業主」や「起業家」のような感覚で、プロジェクトに取り組みます。そうしながら自信を養い、才能をのばしていきます。

ベンジャミン学校の生徒たちは、高校や大学を休学して、または高校や大学に通いながら、1年間の人間性英才課程を受けます。組まれたスケジュール通りに学校と塾を往復するだけの生活に慣れてしまっている生徒は、入学当初は何をすればいいか見当もつかないこともあります。

しかし、自分で問題を出して答えを探すという自己主導型の課程を体験しながら、自信と創造性を高めていきます。

 

■「富や権力よりも人格完成」を貫いたベンジャミン・フランクリン
ベンジャミン学校の名前は、米国の建国の父の一人、ベンジャミン・フランクリンに由来します。貧しい移民の家庭に17人兄弟の15番目として生まれたベンジャミンは、家庭の経済的な事情により12歳の頃から印刷所で働いていました。学校には2年しか通えませんでしたが、新聞や雑誌などの印刷物を読みながら知識を身につけ、独学でフランス語、イタリア語、スペイン語、ラテン語を習得。18歳で新聞発行人になり、成功しました。

しかし、人生には富や名誉、権力よりも大事なものがあると気づき、「人格完成」という偉大な人生の目標を立てました。そして、人格完成のための13徳を決め、それを生涯にわたり守ることを最優先にしました。ベンジャミン学校では、このベンジャミン・フランクリンが立てた人生の目標、人格完成を目指す「人間性英才」を育成しています。

 

■実践体験とオンライン学習、そして刺激的な交流
日本ベンジャミン人間性英才学校は、未来を担う子どもたちの学びの場です。自分の問題意識を基にした学習の場を提供し、生徒たちの才能や個性の芽生えを引き出していきます。実践体験とオンライン学習を組み合わせ、世代や地域・国の異なる人たちとも交流しながら、人間としての土台を築き、飛躍のチャンスを広げていきます。