ミネラル不足と人間性

2018年1月19日 ecs_admin 0 Comments

今日は、健康にとって大事なミネラルのお話です。

 

ミネラルには、よく知られているカルシウムや鉄分のほか、マグネシウムや亜鉛など人体にとって大切な種類があります。

 

高齢者がかかりやすい骨粗しょう症や心疾患の予防にはマグネシウムなどが重要だとされます。また、亜鉛が不足すると、免疫力が低下しやすいといいます。

 

もう一つ、見逃せないのが、ミネラルと心の関係です。ミネラルは、私たちの感情に影響を与えると考えられているのです。国際脳教育大学院大学(韓国)のソ・ホチャン教授は「ミネラルは人間性を維持するうえでとても大事な成分だ」と指摘します。

 

人間の心理状態を大きく左右するセロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質。これらの脳内物質の生成には、ミネラルが一定の役割を果たしているとされます。

 

また、記憶を司り、ストレスとも深く関係している脳の「海馬」(かいば)は、ミネラルの一種である亜鉛の濃度がとても高いことで知られています。亜鉛など微量ミネラルやビタミンのアンバラスな摂取が、犯罪や学習障害などとも関係しているという研究報告もあります。

 

現代の若者や子供は、食生活の偏りなどにより、ミネラルが不足しがちです。ソ・ホチャン教授は「最近の若者は、勉強などで時間に追われていて、ゆっくりと味を吟味しながら食事をすることができない。食事時間が短い上に、いろいろ考えごとをしていたりして食事に完全に集中できず、味を感じられない場合が多い。集中できない状態で食事をすると、胃酸が分泌されず、ミネラルをしっかり吸収できなくなり、ミネラル不足の状態になる」と言います。

 

そのうえで、同教授は旬の食べ物を摂ることを推奨しています。「旬の食べ物は人体によく合い、ミネラルやビタミンが豊富な食品。その一方で、旬ではなく、季節に逆らって栽培された野菜や食品添加物が多い食べ物は、体と調和しにくい」からです。

 

ミネラルやビタミンは一日に必要な摂取量は少ないですが、人体に不可欠な成分です。「私たちが選んで食べるものは、情緒や人間性にも大きな影響を与えている」(ソ・ホチャン教授)ことを忘れず、バランスの良い食事を心がけたいですね。

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