体を暑さに慣らして 夏本番に備えよう

6月は夏本番に備えて体を慣らす絶好の時期です。体を暑さに慣らすことができれば、夏本番も上手に乗り切れます。腹筋運動で汗をかきながら、新陳代謝が活発でエネルギッシュな体をつくっておきましょう。  

                 

■暑熱順化
都市部のヒートアイランド現象などの影響で、熱中症になる人は増える傾向にあります。例年、数万人が救急車で病院に運ばれているといいます。

本来、私たちの体は気温の高い日が続くと体は暑さに慣れようとし、汗や皮膚の血流が増えたり、汗に含まれる塩分が少なくなったりします。これを「暑熱順化(しょねつじゅんか)」と言います。

人間は常に体温を36度前後に保とうとしています。暑い時には神経の働きで血管が広がり、皮膚から熱を体外に逃がしたり、汗が蒸発する際に体の表面の熱を奪ったりして体温を下げようとします。この調節機能をしっかりと働かせることが、暑熱順化の本質だといえます。

 

■汗をかける体質に
ただ、暑さに慣れるには時間がかかります。専門家は、中高年の場合は2、3週間くらい必要だといいます。

6月のうちに暑熱順化ができれば、血液量が増え、汗の量が増え、より低い体温で汗をかき始めるようになります。その結果、体温を調整する機能が改善され、猛暑に強い体質を手に入れることができるのです。

 

■1分運動
暑熱順化はそれほど難しいことではありません。ちょっとした運動を続けてみると、汗をかきやすい体質に変わることができます。

その近道となるのが「1分運動」です。1時間ごとに1分間、何らかの運動をします。運動は、ストレッチでも筋トレでも何でもOK。これを続けるだけで習慣が変わり、体質が変わります。脳の働きも良くなります。

 

■老廃物をスムーズに排出
今回とくにおすすめする運動は、腹筋トレーニングです。腹筋で体の深層部の筋肉(インナーマッスル)を鍛えることで、バランスの良い体をつくることができます。強い腹筋によって姿勢がすっと整うことで、自律神経にいい影響を与え、血流がスムーズになります。心身がリラックスして、見た目も若々しく、元気になります。

また、腹筋を鍛えることで、消化不良やお通じの改善も期待きます。梅雨のジメジメとともに体内にたまりがちな老廃物をスムーズに排出しやすくなります。

 

今月のおすすめ 地球市民1運動「腹筋」