股関節力を高めて、健康寿命をのばそう

今月のおすすめ 「股関節ストレッチ」 

ブレイン体操の「股関節のストレッチ」を紹介します。股関節をほぐして、全身(上半身と下半身)の血行を良くするストレッチです。柔軟性だけでなく、筋力もつきます。健康寿命をのばし、100歳、いや120歳になっても自分の足で歩くような健康名人を目指しましょう。

 

「歩く」「立つ」といった日常生活の動作をするとき、私たちは必ず股関節を使います。股関節によって体の重心をコントロールしています。

人間は2本足で立つ動物です。重心が非常にずれやすいという特徴があります。前後左右のいずれかに重心が傾き、それが癖になりやすいです。

例えばゴルフをやる右利きの人は、ボールに当てようとする気持ちが強いせいか、左へ体重がかかりやすいと言われます。

 

重心がずれると、骨盤をはじめ全身に負担がかかりやすくなります。股関節を柔軟にすることで、癖を正し、しなやかな動作を身につけることができます。

股関節が柔らかいと、太ももを前後左右に自由に動かすことができ、歩く、ズボンをはく、便座に座るといった日常の様々な動作が楽に行えるようになります。

 

 

股関節には、骨盤の向きを調整する働きがあります。骨盤の「前傾」「後傾」を普段からうまくコントロールすることが、若々しさを保つうえで、基本中の基本ともいわれます。

また、股関節を使いこなせれば、足と腰の連動がスムーズになります。それによって大地のエネルギーをたっぷり取り込むことができます。

 

 

日本には昔から、股関節を柔軟にするための習慣があります。「あぐら」で座るという行為です。

両ひざを左右に開き、両足を組んで座るあぐらの姿勢をとると、股関節を大きく開くことになります。おのずと股関節の柔軟性が高まります。ひざが弱くなったシニアの方も、あぐらなら座りやすいです。

 

ブレイン体操の股関節のストレッチは、最初は姿勢をキープするのが難しいと感じるかも知れません。無理のない範囲で何回か、何日かやっていると、驚くほど柔軟になります。日常生活でも違いがじわじわと感じられるようになるでしょう。

 

<股関節のストレッチ>

(1)足をそろえてまっすぐ立ち、背すじを伸ばす。
(2)片足を大きく前に踏み出し、ひざを曲げて腰を落とす。
(3)30秒を目安にキープし、反対側の足も同様に行う。
※3セットを目安に行いましょう。ふらつく場合は、足を前に踏み出した側の手をイスや壁についても構いません。