軍事侵攻を受けるウクライナでいま、多数の人たちが犠牲を強いられています。一般社団法人ECOでは、ウクライナ市民・難民を支援するため、募金の受付を行っています。
ロシア軍に包囲されたウクライナの都市では、住宅、学校、病院などへの無差別攻撃が起こっていると伝えられています。子どもを含む民間人の死者・負傷者は増え続けています。
水や食料、電気などの供給が難しくなっている地域も増えています。生命の危険に常にさらされている人たちが抱える恐怖・不安は、私たちの想像を絶します。
■国民の4分の1が避難
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、ロシア侵攻後にウクライナから他国に避難した人は約382万人(3月26日時点)にのぼります。約1か月でこれほど大勢の人が難民となるのは第二次世界大戦以降で初めてだといいます。
国内での避難を含めると、国民約4200万人の4分の1近くが家を追われました。すでに多くの受け入れ施設が満員となっているといいます。このほか、危険地域から避難できない人も1200万人いる、との報道もあります。
国連児童基金(ユニセフ)によると、難民の半分は子どもだと見られています。国外へ避難した子どもたちについて、ユニセフは「人身売買や搾取の危険にさらされている」とも警告しています。
■避難先での必需品、子どもの教育、心のケア・・・
避難先では、食料、毛布・簡易ベッドなどの必需品、医薬品などが欠かせません。また、避難生活はさらなる長期化が予想され、子どもたちが教育を受けられるようにするための支援や心のケアも必要です。
隣国ポーランドやルーマニアなどでは、避難者の急増に受け入れ態勢が追いつかず、地元の受け入れ住民や自治体もサポートに苦慮しているのが実情です。
皆様のご協力をお願いいたします。
みなさまからの募金は、
UNHCRユーエヌエイチシーアール(国連難民高等弁務官事務所)
国連UNHCR協会(https://www.japanforunhcr.org/campaign/ukraine)へ寄付させていただきます。
よろしくお願いします。