6月15日「地球人の日」

20世紀以降、世界の人口は爆発的に増加し、今や70億人を超えたと言われています。近年の爆発的な人口増加によって、地球環境はさらに悪化し、限られた天然資源を奪い合う精神が一段と世界に蔓延しています。

このままでは、人も地球もやせ細って疲弊し、そう遠くない未来に滅んでしまうだろうと警鐘を鳴らす学者たちもいます。

地球と人類文明の危機を救うために、私たちは何をしたらいいのでしょうか?

地球を追い込んだのが人類なら、解決する主体も人類にあるはずです。地球の問題を自分自身の問題ととらえ、闇雲に心配するのではなく「私は何をするのか?」と考えてみませんか?

6月15日は「地球人の日」です。2001年にソウルで、世界中から集まった地球人とともに「地球人宣言大会」が開催されて以来、ECOでもこの日にイベントを行ってきました。私たちが地球人であることを自覚し、この地球への責任を感じるときに、現在人類と地球がさらされている環境汚染や戦争や人間性の堕落から抜けだせるのではないでしょうか。

人類愛、地球愛の志に同意して参加する地球人が1億人いれば、この地球には希望があります。地球人としての具体的な実践を生活の中で行っていくことにより、人類はあらゆる違いを超えて、共感と共存の道を選択することができると、私たちは信じています。