健康寿命をのばすには、「動ける体」を保つことが大切だとされます。自分の力で歩き、立ち、ものを持ち運ぶ—。若いころは当たり前と思っていた動作をこなし続けることが、健康の維持に直結します。
日常の基本動作に支障が出ることを「ロコモ」といいますが、ロコモになって身体を動かさなくなると、骨や関節、筋肉、神経がどんどん弱っていってしまいます。それだけでなく、脳まで弱っていき、認知力が低下してしまいます。
また、病気を防ぐには免疫システムがしっかりと働いている必要がありますが、免疫力や自然治癒力を保つうえでも「動ける体」でいることが大事だと言われています。
ロコモにならないためには、適度な運動をすることが一番。一般社団法人ECOでは、シニアの方々でも気軽できる「ゆるい運動」を推奨し、地域社会への普及に努めています。
このたび、ECOの賛助メンバーが、岡山市中区森下町の町内会公会堂で、健康体操講座を行いました。地元町内会の7名の方にご参加いただき、体操をお伝えしました。
腰痛の方が楽に前屈ができるようになったり、お腹が温かくなったりと、みなさんに笑顔で喜んでいただいたそうです。「今後も定期的に開催してほしい」とのご依頼もいただきました。
こちらの町内会には700名ほどの住民の方がいらっしゃるとのことです。地域ぐるみで自然治癒力の向上を図り、健康寿命をのばしていただきたいですね。
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