今月の地球市民「時間を有効に使えるようになり、行動力がつきました」高瀬クミコさん インタビュー

グループホームやデイサービス、公園など8カ所で7年間、地球市民活動を続けている高瀬クミコさん。人々に健康法を伝えると相手の方の笑顔で自分もうれしくなり元気になるという高瀬さんにお話を伺いました。

1.地球市民ムーブメントとしてHBC活動を始めたきっかけは?

2012年の秋ごろからハッピーブレインクラブの活動を地域のグループホームやデイサービスで始めました。

最初は、初めてやることなので気が重く、悶々としながらやっと重い腰をあげて近くにあるグループホームに出向き、一度やらせてもらうことになりました。やってみると年配の方々の笑顔をもらって、自分自身も嬉しくて元気になり、驚きました。

苦手だと思うこともやってみないと分からないものだと実感しました。

公園での体操指導1カ所を含めて8カ所で活動し、早7年も続けてこられたことに自分ながら感心しています。

 

2、地球市民ムーブメントをしてご自身の変化は?

1つ目は、時間を有効に使えるようになったことです。本来の仕事だけで手いっぱいだと思っていましたが、隙間時間を有効に使うことで雑念が減ったと思います。

2つ目は、考えて足踏みしているよりもまずやってみる、と言うことが大切だとわかり、何をするにもまずやってみるという風になりました。

3つ目は、たくさんの方と出会えることが嬉しいと思える自分になったこと。昔はそうではなかったと思います。高齢者施設で出会う人の中には、我が子の保育園時代の懐かしい掃除のおばちゃんや、保育園で一緒だったお母さんのお母さんや、親しくしている方のお母さんなどに再会することもあります。

 

3. 今後の目標は?

HBC活動をする仲間をつくることです。

今は8カ所を月1回ずつ行うだけで手いっぱいのため、ブレイントレーナーを私以外にも育成しなければ活動は広がりません。施設などでの活動を通してブレイン体操で地域社会に貢献しているという実感が持てました。今後は、老人会、自治会、女性会、子ども会にも活動を広げていこうと思いますし、要介護になる前の、地域の元気な人々の認知症予防や脳梗塞や心筋梗塞などの予防に役立つ活動を増やしていきたいと思っています。