今月の地球市民「地球のことまで考えて行動できる明るい意識の人をたくさん増やしていきたい」田中萩さんインタビュー

東京都世田谷区船場で看護師として働きながら、ブレイントレーナーとしても活躍している田中萩さん。ご自身の職場で月1回5か所、利用者さんや職場の同僚にボランティアでブレイン体操を指導していらっしゃいます。地球市民活動のクリーンアップにも積極的に実践されている田中さんにお話を伺いました。

 

1.ブレイン体操を始めたきっかけ、自分自身の変化を教えてください。

私は、もともと体を動かすことが大好きなスポーツ少女でした。バレーボールや水泳、野球、サッカー、バドミントン、陸上などをしており、体が硬いと感じることもありませんでした。しかし、社会人となり体を動かすことが少なくなるとどんどん体が硬くなり、当時20代だったのにも関わらず腕を上に上げても、腕が肩より後ろにいきませんでした。30歳になる頃、体が硬いまま年を取ったらどうなってしまうんだろうという不安が出てきました。そんな時、ブレイン体操に出会いました。ブレイン体操を続けているうちに徐々に体が柔らかくなっていきました。また、体を動かすことで体も心もスッキリして、仕事で疲れきって元気もない状態から、徐々に元気を取り戻していきました。そして、周りの人にブレイン体操を伝えていきたいと思うようになりました。

 

2.職場でボランティアでブレイン体操をされて、職場の方の変化はありますか?

職場でブレイン体操を始めたきっかけは、利用者の方々が施設の中だけでの生活が多くなり、体を動かす機会があまりありませんでした。ブレイン体操を習っていた私は「コレだ!」と思い、利用者の方にブレイン体操を伝え始めました。ブレイン体操をすると皆さんが「気持ちよかったよ」や「体がぽかぽかあったかいよ」などと言ってくださり、ブレイン体操後は笑顔になる方が増えました。認知症の方も一緒にブレイン体操をしています。職場のスタッフからも、「気持ちよかった」や「スッキリした」などの言葉をいただいています。月に1回ですが、1年以上続けています。皆さん、ブレイン体操の時間を楽しみにしてくれています。

 

3.職場以外でも普段の生活の中で地球市民活動をされていますか?

知り合いの方にBHPを伝えたり、1分運動の実践と伝達をしています。また、環境に対してはクリーンアップ活動をしています。家の周りのゴミ拾いから公園や道路などのゴミ拾いまで行っています。1人で行ったり、仲間で行ったりしています。クリーンアップを行っていると食べ物の空袋やビニール袋、ペットボトルや空き缶、タバコの吸い殻が多く落ちています。地球は1つしかない貴重なホシです。人間が地球を汚しているのは、悲しいことです。1人1人が出来ることから始めていくことが必要だと思います。私が呼びかけたいのは、ゴミのポイ捨てをしないこと、ゴミの分別をすることです。地球の環境が良くなり、住みやすい地球となるよう努力していきます。そして、多くの方を巻き込み、一緒にクリーンアップ活動などをしていけたらと思います。日々、一緒に活動してくれる仲間を増やしていきたいです。

4.今後の目標は?

最近、団地に引っ越したので、団地に住んでいる方々にブレイン体操を伝え、団地に住んでいる方々が明るく健康になっていってほしいと思います。また、地球環境に興味のある方をたくさん増やして、一緒にクリーンアップ活動をしていけたらと考えています。そして、ゴミのポイ捨てのないきれいな街になり、ゴミの分別もしっかりとできたステキな街になり、日本がきれいになり、地球がきれいになる。地球のことまで考えて行動できる明るい意識の人をたくさん増やしていきたいです。