今月の地球市民「私は何のために生かされているのか?地球に役立つ人間になりたい」上田代恵子さん インタビュー

8年前から地球市民活動を活発に行なっているという上田代恵子さん。今後は、命を守る医療現場で働く仲間たちのストレス緩和のために医療施設でも活動していきたいと抱負を語る上田代さんにお話を伺いました。

1.どんな地球市民活動をしていますか?

休日を利用してブレイン体操クラブを3カ所で行っています。障がい者通所施設「あしたの丘」では「また来てね」の声に励まされて8年になります。ブレイン体操を楽しく盛り上げられるようYouTubeで楽曲探しをしてCDのリサイクルショップへよく出かけます。あとは、勤務先の病院とコミセン女性部で月2~3回行っています。

2.地球市民活動を始めたきっかけは?

ブレイン体操で睡眠障害や身体の不調が改善して、このよろこびを伝えたい、老年期を健康的に共に過ごしたいと思ったことが大きいです。更には、ピンピンコロリと人生を締めくくれる仲間が増えるのではとの願望に確信を持てたからです。

3.地球市民活動をしながら感じたことやご自身の変化は?

自分は何のために生かされているのか、命をどう使っていくのかを考えるようになりました。自分が本当に願っていることは何か、心の声を聞くという発想を素直に受け止められるようになり、自分にも人にも社会にも、ひいては地球にも役立つ人間になろうと思えるようになりました。

4.今の地球環境をどう思いますか?

産業革命以降、化石燃料に依存した結果、地球環境破壊に加速度がついて減速できない危機的状況にあると思います。未来を生きていく幼い人たちに、この現状を押しつけて先に死んでしまってはいけないと思っています。

5.今後の目標は?

命を守る医療現場で働く仲間たちのストレス緩和の一つとして、ブレイン体操教室を医療施設に増やしていきたいです。ブレイン体操などの脳教育トレーニングがストレス軽減に役立ち、医療従事者のメンタルサポートに有効であることを証明していくと共に、導入・活用してもらうためのツールを完成させる必要もあると考えています。一人でも多くの人にBHPや天門瞑想などのトレーニング法を伝えていきます。