今月の地球市民「健康の自給自足できる地域社会づくりをサポートしていきたい」古谷優枝さんインタビュー

福岡県北九州市でブレイントレーナーとして活躍している古谷優枝さん。多い時で月1回、11箇所のグループホームやデイサービス、学童クラブや市民センター、自治会にボランティアでブレイン体操を指導していらっしゃいます。最近では、ECOの地球市民ムーブメントの「地球市民1分運動(1時間に1分間何らかの運動をする)」や「ワンポイント瞑想(体のどこか一点に集中する瞑想)」も積極的に伝えてくださっている古谷さんにお話を伺いました。

ブレイン体操を始めたきっかけ、自分自身の変化を教えてください。

仕事のストレスで体調を崩してから体質を変えたいと思い、20代から色々な方法を試してみましたが、大きな変化を感じられませんでした。そこでやっと出会ったのが「ブレイン体操」でした。通っていたヨガスタジオでトレーニングを始めてから4か月後には、毎日欠かさず飲んでいた頭痛薬や胃薬に頼らずに生活できるようになりました。

また、10年近く続いていた不眠も解消し、自分の中で明らかに体の変化を感じることができました。

地球市民1分運動やワンポイント瞑想をどのように伝えていらっしゃいますか?

主にボランティア活動でお伺いする施設や自治会の方々にお伝えしています。なかなか運動する時間をとれない方に地球市民1分運動をお伝えすると取り組みやすいと喜ばれますし、運動が苦手な方には頭や手足のヒーリングポイントを押すセルフヒーリング「BHP(Brain Education Healing Point)」で関節がほぐれて軽くなったと人気です。

どんな地球市民活動をされていますか?

最近は、ボランティアでの「ブレイン体操」指導を通して、地域の多くの方々に、生まれながらに脳に宿っている良心の感覚を揺り起こし、良心に従って情報を処理する能力を育てる「脳教育」に親しんでいただき、「脳教育」を通した知り合いがたくさん増えました。いかに地域の方とつながって貢献できるかを念頭に置き、「脳教育」がどの家庭でも当たり前のアイテムになることを思い描きながら活動しています。

 今後の目標は?

福岡県北九州市小倉南区を拠点として、今後は東方の行橋市・みやこ町、大分県まで脳教育と地球市民活動を広げていくことです。脳の価値・自分自身の価値を感じていただきながら地域の方々が健康を自給自足できる地域社会づくりをサポートしていきたいと思っています。