今月の地球市民「自分が変わり、地球人意識に目覚めました」古畑たえ子さんインタビュー

古畑たえ子さんは、脳梗塞の後遺症で麻痺が起こったご主人のお義母さんを5年ほど在宅介護していらっしゃいました。お義母さんの介護の経験から、自分自身が介護状態にならないようにという思いがあったそうです。

「運動に対しても、ほとんどしたことのない私がブレイントレーナーになっているので、不思議に思います」

そんな古畑さんは、8年ほど保険の営業をしていた頃にブレイン体操に出会い、ブレイントレーナーの資格を取り、自然豊かな長野県岡谷市で家族や友人にブレイン体操を指導しています。「ブレイン体操をすることで自分が変わり、地球人意識に目覚めました」という古畑さんにお話を伺いました。

 

1.ブレイン体操を始めたきっかけ、自分自身の変化を教えてください。

あるイベントに参加したのがきっかけでブレイン体操を知りました。その頃は、体と心が不安定でストレスもあったので、ブレイン体操をしたら、体に良い変化が起こるかもしれないと思って始めてみました。ブレイン体操をすることで、お腹が温かくなり、胸が開いて呼吸が楽になりました。緊張しやすく、いつも肩に力が入っていたのが、いつの間にか肩の力が抜けてリラックスできるようになりました。

ブレイン体操を続けることで、体、心、脳に変化が起こり、ネガティブからポジティブになり、心の平安が得られて幸せな気持ちになりました。私は、岡谷市に住んでいるので、地元の岡谷市の人たちにもブレイン体操を伝えてお役に立ちたいと思いました。ブレイン体操をすることで、体、心、脳が元気になって、地域の皆さんと健康、幸せ、平和な社会を創っていきたいと思い、ブレイントレーナーになりました。

 

2.ブレイントレーナーになって、どんな活動をしていますか?

2018年7月から自然に恵まれた場所にある諏訪湖ハイツという子どもから高齢者まで交流することのできる施設で月に1回、ブレイン体操指導を始めました。ここでは、私の友人中心に参加してもらい、友人達からは体を動かしてスッキリすると感じてもらっています。

また、2018年9月からは、母の家でブレイン体操を指導しています。参加者の中には80歳以上の方が3名いらっしゃるので、無理のないような動きを心がけています。皆で体を動かすとスッキリして気持ちがいいと話してくれます。家でも、皿まわし運動をして肩や背中が楽になったと言われる方もいます。母は、89歳ですが、ブレイン体操をするようになって、体の動きが良くなり、歩き方が安定してきました。皆さんが明るい意識に変わってきたように感じます。

 

3.どんな地球市民活動をされていますか?

5つの地球市民運動「健康」部門の簡単にセルフケアができるBHP(頭や手足から自分のヒーリングポイントを見つけ、指で押すなどしてケアするセルフヒーリング法)をまず家族から伝えて、友人、知人に伝えています。

あとは、毎月地球の日として、松本駅付近の歩道のゴミ拾いを地球市民の皆さんと行っています。自分自身もゴミがなくなるとスッキリした気持ちになります。参加された方にも、皆で協力してゴミを拾うことで、地球環境のために自発的な行動ができて嬉しいと喜んでいただいています。ゴミを拾った後は皆さん、笑顔になっています。

家からは八ヶ岳が見えて、天気のいい日には富士山が見えるので、雄大な自然に対して感謝の思いと畏敬の念を感じます。この自然をずっと次の世代まで残していきたいと思います。自分としては、ゴミの持ち帰り、家では電気はこまめに消す、水は流しっぱなしにしない、食べ物は残さないなどに気をつけて生活しています。

↑霧ヶ峰高原とビーナスライン

 

4.今後の目標は?

ブレイン体操をすることで自分が変わり、地球人意識に目覚めました。私のようにブレイン体操を指導できる方ももっと育てていきたいと思っています。身近にいる人達にBHPを伝えて、自分自身に関心を持ち、自分を愛してBHPで健康を自給自足できる人を増やす活動をしていきたいと思います。