前回に引き続き、春の養生法第2弾。今回は具体的な方法をお伝えします。
前回ご紹介した養生法をわかりやすくまとめると、
1.早起き
朝日にはパワーがあるといわれます。また、太陽の陽を浴びると睡眠を誘うメラトニンがストップし、ハッピーホルモンともいわれ脳の覚醒を促すセロトニンが分泌されます。
朝日を浴びて、春の陽気を取り入れましょう。
2.散歩などでゆったりと体を動かす
陽 気が少しずつ増えているときなので、適度な運動で体をならします。自然のリズムに逆らい、体を動かさないでじっとしていたり、また急に激しく動かしすぎて も、陽気が体内をうまく廻らず、体の上部に停滞してしまい、のぼせやイライラ、不眠などの症状がおこりやすくなってしまいます。
3.心身をゆったり、のびのび、いきいきと!
上記は、実は、春に関連の深い肝の疎泄(そせつ:気の流れをのびやかにする)作用を上手に働かせる方法です。
それ以外にも、こんなことに気をつけるといいですよ。
4.『風邪』を防ぐ
春 にはよく風が吹きますが、これが人体に悪影響を与えると『風邪(ふうじゃ)』と言います。のぼせやふらつき、頭痛、眼のかゆみなどといった上半身の症状 や、痒みがいろいろなところに出ては消えるといった症状もあります。風は気ままであっちこっちに飛んでいくので、風にあたると体調も心もコロコロ変わりや すくなります。あまり風にあたらないようにしましょう。
5.寒暖の変化に注意
三寒四温。天侯が不安定な時です。気温の変化に体がついていけず、体調をくずしやすい季節。急に薄着にせず、衣類など天侯にあわせて調節を!春はゆっくり迎えましょう。
6.春に食べるとよい食べ物をとる
これは次回。お楽しみに^^
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