意外に難しい「ほめる」こと

 

「ほめる子育て」は、誰でも聞いたことがあると思います。子どもをほめてあげることで、子どものやる気、自信を伸ばしてあげるものです。しかし、上手にほめられているでしょうか?

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子どもが小さいうちは、どんなことをしても「すごーい」「上手にできたね」などとほめていたと思います。年齢が大きくなるにつれ、ほめる所よりも注意するところ、出来ていないところが目につくようになってきていませんか? また子どもの反応も、ほめてあげても今までのように素直に喜ぶよりも、逆に怒ってしまったり。実は、簡単なようで難しいほめること。日本人は、世界的に見ても自己肯定感が低いと言われています。つまり肯定すること、ほめることに慣れていないのです。

 

そこで、ブレインアップ教室のお母さん達も実践しているほめる練習をご紹介します。

まずは、「自分をほめる」ことから始めます。自分で自分をほめることで「ほめる所を見つける目」を養っていきます。初めは、ほめる所なんてないと思うかもしれませんが、小さなことでも1日の出来事の中で3個自分をほめて、慣れてきたら5個、10個と増やしていきます。毎日続けることで、不思議とどんどんほめるところを見つけられるようになります。

 

また、同時に子ども達に接する自分自身も変わっていきます。これまでは、注意するところ、出来ていないところばかりに目を向けていたのが、自然に出来ているところ、些細な子どもの行動にも目が向くようになります。そして、そんな子どもの姿を自然にほめてあげられるようになります。形式的なほめ言葉ではなく、気持ちを込めてほめてあげることができるようになります。そして、お子さんの自己肯定感が育ち、自信アップ、やる気アップへとつながっていきます。

まずは、お母さん自身が自分をほめることから始めてみましょう。

 

 

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