脳教育 第二段階 【脳の柔軟化】


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脳のマスターになることを目的とした脳教育。
脳をいかに育てるか
その第一段階を先週お伝えしました。
   脳のマスターになる5段階
   続・脳のマスターになる5段階
   脳教育 第一段階 『脳の覚醒化』    

さて、いよいよ第二段階に進みます。
脳をほぐす、凝り固まった思考をえいやっとほぐしてみる、
それは年齢よりも、やろうとする意志です。

意志があれば、もうすでに方法があります。
以下、米国Change サイトのブログより、
方法が満載の、一指 李承憲氏の記事をどうぞ!

 脳教育の第二段階 【脳の柔軟化】 
    ~ Brain Education for Brain Mastery Step Two: Brain Versatilizing

一指 李 承憲

 

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脳は経験に基づいて、

絶えず自身を変え、修正している驚くべき器官です。

自分の外と内を感じ、その感覚情報を処理して、情報と情報を新しく接続させます。また古い情報を強化させます。そして、自分の世界を形作るようになります。脳の大事な意思決定の機能をもって、何に意識を向けるか選び、未来を予測し、どんな行動をとるか決めています。

しかし、環境によってやるべきことを基に、脳は必要分だけ働きます。何かを新しくする代わりに、マンネリになって既にある古いやり方に陥ってしまうのは、よくあることです。

人生を最大限に活用して目標を達成していくためには、まず体をしなやかに、柔軟に、クリエイティブに、そして人生にやって来るどんな未知の挑戦にも向かう体づくりをすることと同じく、脳もまた訓練する必要があります。


これは、自己啓発・脳のマスターになる脳教育五段階のうちの第二で、『脳の柔軟化』と呼ばれています。生活習慣にしていく肉体的、精神的エクササイズによって、いくつになっても脳を融通のきく状態を保つことができます。こうしたエクササイズは多くありますが、今すぐにできる例を見ていましょう。


あなたのライフスタイルを多彩にする



生活習慣の小さな変化は、脳に大きな変化を与えます。


柔軟性のある脳を維持するためには~


細部への注意を払う


必要もないし興味もないと思う人生の見慣れた一場面を、深く理解することなく眺めることは、簡単です。ですが、もし毎日見るようなことでさえ詳細に見ようと意識を向けるなら、それは脳の訓練になるだけでなく、そのとき自分に役立つことや生涯に渡って助けとなることに気付くかもしれません。


旅行


脳に新しい回路をつくるため、非日常的な状況や場所に身を置くことが、あなたの世界観を豊かにし、将来より創造的になるでしょう。


ルーチンを破る


私たちは同じことを同じようにしがちです。いつもの作業を、違うやり方でおこなってみてください。朝に服を着替えることのようにありふれた、簡単なことです。違う道で学校や職場に行く、メールをタイプする代わりにペンで手紙を書いてみる、などです。


多様な人々との会話~特にスマートな人と


心に問いかけ合う会話へと引き込んでみます。政治的・宗教的に異なっていて、別の角度から見ることを強いられるような人々と話します。質問し、討論してみてください。思考を交流させることは、自問することやその答えを探すために、縮こまった心を伸ばすようにさせるでしょう。


柔らかな体で柔らかな脳になる


曲げたり伸ばしたりのストレッチをして体をより柔軟にすれば、脳は同じくより柔らかくなります。基本的なストレッチに加えて、体の連携とバランスをよくするエクササイズを行うことができ、それが脳の異なる部分間を新たに繋げることになるのです。そのための方法はこんなことです。


じゃんけん


古い意思決定のゲームです。


1.どちらの手でも動きが自然な感じになるまで練習します。


2.両手で、いつも右手が左手に負けるようにじゃんけんします。


3.次に右手が左手に勝つようにします。


4.滑らかに素早くできるまで繰り返してやります。


勝利の木


バランスを保つために、下腹部、丹田に意識を置きます。そこが体の重心です。


1.両足を揃えて立ち、胸の前で手の平を合わせます。


2.ゆっくり片足を上げ、もう一方の足の内側のできる限り高いところに足の裏を当てて、膝は横に押し出してください。(難しい場合は、脚の低い所で当ててください)


3.そのまま10秒間姿勢を保って、もう一方の足に変えます。


無限大運動


無限の【∞】を使います。曲線のカタチを追い続けることで心を穏やかにするのに役立ち、さらにバランスも整えます。長時間のデスクワークで首や肩が凝っているとき、この運動は首肩の緊張を軽くし、また脳へのもう一つの効果として、集中力が高まります。

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1.親指だけを立てて右手をもちあげて、目と目の間、顔から自然な距離にします。


腕が楽になるよう、肘を自然に曲げてください。


その親指に視線を集中して、親指はゆっくりと無限大のサイン(∞)を大きく描き、空中の親指を追い続けます。<頭も一緒に動かして、目で追ってください。


2.3~5回、繰り返してください。


3.左手でも繰り返します。


4.両手でもできます。両手を握って、両親指だけを交差させながら立てます。

早拍手(クイッククラップ)


これは朝、脳を目覚めさせるのに良いエクササイズです。拍手の音と動作が脳を刺激します。

1.頭の後ろで拍手を1回します。

2.腰の後ろに手を回し、そこで1回拍手。


3.胸の前で拍手。


4.この三回連続動作を、可能な限り迅速に10セット以上繰り返します。


あなたの心でマトリックスの枠を破る


ふつう、私達は何か見てきたことへの先入観がたくさんあります。たとえ新しいことを見ても、私たちの脳は既に知っていることに関連付けて把握しようとします。 以下の単純なメンタルゲームで脳のレパートリーを広げてみてください。すると“枠から出て”考え始め、早く楽に視点をシフトできます。


名付けゲーム


部屋を見まわし、何でも見えたものに新しい名前を付けます。関連づけられていないような全く別の名前です。たとえば、窓を見て「フォーク」、鉛筆を見て「犬」のように。窓に「ドア」と名付けたり、鉛筆を「ペン」と言ったりすると極近い関連付けがあるので、それは避けます。友達とこのゲームをすると、より楽しいでしょう。


代わりの用途


切るためのハサミ、叩きつけるための木槌、掻き混ぜるためのスプーンなどなど、特定の機能を持つモノや道具を、皆さんはきっと多く所有しているでしょう。


周囲を見て、そうした物が他にどんなことに使えるのか、考えてみます。例えば、CDが本用のしおりに、ペイストリー(洋菓子)・カッターに、或いはフリスビーとして使われるかもしれません。ある物について、誰が最も多くの用途を言えるか、友達と遊んでみます。

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感覚のシフト


一般的な習慣として、主に目から脳に伝えられる情報に頼っていることがあります。目に頼りすぎるこの習慣は、五感を最大限に発揮する状態を保って発達させる機会を、脳から奪ってしまいます。そこで、一つずつ他の感覚に集中してみます。耳に集中し、できるだけ多様な音をそれぞれハッキリと聞き取ってみるよう、チャンネルを合わせます。また、触覚にも同じようにし、嗅覚や味覚でも同じようにその感覚だけに集中してみます。これは、脳のいろいろな部分を刺激させるのに役立ちます。

元記事はこちら


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