マインドムービーの製作者でいよう


2014092503

悟りは幻想でも何でもなく、ありのままが見えるだけ、という話しがあります。
指一本は一本、特別な禅問答で二本と言ったり無しと言ったりする必要もない、
というような意味でしょうか。

意識の世界、エネルギーの世界も、ありのままが感じられるからこそ、
それを整理して原理原則とできたり、そのなかのパターンを見いだすことが
できるのでしょう。
Change 提唱者の一指 李承憲氏は、そうしたことの先駆者の一人でもあり、
また意識と肉体を絆いでいる脳の研究では第一人者かもしれません。
従来の学術的研究ではなく、実践的な研究です。
脳をどう使えば、どんなことが起きやすくなるのか、それをポジティブに使うには
どうしたらいいのか。

以下、米国Change サイトのブログより、一指 李承憲氏の記事をどうぞ!

  マインドムービーの製作者でいよう 
  ~ Be the Maker of Your Mind’s Movie

一指 李 承憲

2014092501 


心(マインド)は、巨大な多次元スクリーンのようなものです。そのままマインドスクリーン、です。そこでは、内なる観察者が人生という映画を観ています。その観察者がただ受け身でぼんやり観ているのか、あるいは受賞歴もある活動的な映画プロデューサーなのか、それが人生の質と広さを決めます。
数多くある脳の機能のなかに、ビデオカメラ、ビデオ編集器、プロジェクターとしての機能があります。脳は常に外部から情報を収集しており、それをカタログにして整理し、アレンジし、保存し、そして、どの情報を心のスクリーンに照射するか選びます。それに目覚め、積極的にこのビデオ装置とスクリーンを使うことによって、どんな映画を製作するのか選べます。映画の流れ・主役のキャラクター・ハッピーな結末かどうか、誰でも決定できるのです。

マインドスクリーンで上映される映画の選択は、脳の機能に影響を与え、肉体的な健康もそれにしたがって影響を受けます。なので、とても大事です。あなたは世界にどんな影響を相互に与えあうのか、そして世界があなたにどんな反応をするのか決まります。

心の映画(マインドムービー)は、世界観の広さに影響を及ぼすだけではなく、目標達成のための行動にも活用できるものです。多くの人々がすでにやっていることです。一流のプロスポーツ選手・アスリート、あるいはジョン・F・ケネディのように影響力の強い演説者たちでさえ、何か大きなイベントや大会の前には、どうやって動くか、どうやって話すかを思い浮かべます。韓国の学生のなかには、本当にビデオを録画しているかのように教師の言うことを記録する、ということを学ぶ学生さえいます。後で学生たちは、マインドスクリーン上でビデオを再生し、大事なところを抽出してリピート用の新しいビデオに編集し、テストの間に再生したりします。心(マインド)は、どう使うのかを知っていれば、このようにとてもパワフルです。

脳と心を、意志と創造力で使うためのカギは、瞑想です。瞑想は、最高の映画製作者になるためのメンタル(マインド)トレーニングです。この種のトレーニングは、単に座って呼吸してではなく、生きていく上で役に立ちうるものです。人生を創造し、目標を達成していくためのトレーニングは、ブレイン・オペレーティングシステム(BOS)脳教育の5ステップを使っていくガイドラインを覚えることからです。また、イメージを描いて視覚化し、生命電子のエネルギーを伝えることでもあります。生命電子はエネルギーの粒子であり、物質でもあり意識でもあるもので、意識を現実にさせる影響がある想像なのです。


超大作の製作

しかしながら、実際に何かを現実にする心力は、心の表面的なレベルから来るのではありません。それが全てマインドスクリーン上で上映されているだけだったら、その映画はときおり心の中に残るだけです。意識の底では別の何かが過剰なくらい動き続けています。言い換えるなら、マインドスクリーンの無数のレベル上では、概して表面的だったり矛盾したりする全体に影響のある想像があるということです。特に望んでいることと実際に表れる現実があまりに異なっている場合は。

心の中へ深く入ると、無意識の広大な領域を発見します。全てを知るユニバーサルマインド(天の心)が横たわっているほどに深く入れば、です。
自分に必要な情報とパワーを持つには、体の外側で機能していることに気付き、さらに無意識の領域に沈んでいることを知り、ユニバーサルマインドの無限の知識にアクセスすることが必要です。そうなると、マインドスクリーンの次元は表面的かつ個人的な領域から万物への広大な領域に拡大します。そのとき、最高の映画を製作するための知恵と理解が備わっています。ユニバーサルマインドと繋がって製作された映画は、自分にとって良いだけでなく、あらゆる生命との調和があります。

肉体的なユニバーサルマインドへのアクセスは、脳幹の活動を通して起きます。それは第六チャクラとも一致しており、第三の目に繋がっています。ユニバーサルマインドへのアクセスは、脳波がシータ・レベル(4~8Hz)ほどにゆっくりになることが必要です。脳波がシータ波にあるとき、自覚・働き続ける意識は、意識と無意識の間でゆったり休んでいます。
その状態で、認識する能力は高くなり、身体的には優れた記録を示し、深い洞察を経験します。突然、創造的なアイディアが湧いたり問題解決の能力が出たりするかもしれません。その心の状態をゼロ点と私は言っています。なぜならその状態では通常の思考と感情が静まっていてバランスが保たれていると感じられ、自分の先々の展望が先入観や小さな判断で妨害されないからです。そこへ到達するために、脳波振動のような瞑想を必要とします。

2014092504
映画 『CHANGE』より
マインドスクリーンの視覚化


あなたがマインドスクリーンの視覚化を訓練する一番良い時間は、朝の一日を始める前です。脳波をゆったりさせるための、リラックスしたエクササイズを程よくした後に、床か椅子の上で楽に座ってください。目を閉じて、心の眼で真っ白な大きいスクリーンに向けて、マインドスクリーンを準備します。プロジェクターを点け、明るい光の粒子やライフ・パーティクルを想像することでスクリーンを照らし、マインドスクリーンを輝かせます。


すぐに、スクリーン上に今日やる必要がある大事なことを映し出します。そうしながら、どうやったら上手くやれるかに対するひらめきやアイディアが浮かぶかもしれません。現実の人生、という映画に引き継ぐことができるポジティブなシーンです。


また人々のお顔を映し出したり、その日に会う予定の映画の主役級の人々のイメージを映して、その人々に愛と健康のエネルギーを送り、明るいライフ・パーティクルが行くことを描いてもいいです。その人に言っておくべきことや、どのように接するべきか、イメージと洞察が非常によく思い浮かびます。


何かを創り出したいときはいつでも、このようにマインドスクリーンを点けてください。健康や幸福、人間関係の改善、習慣を変える、物が増えすぎて困っている、達成したいことがある、などなど、何か願うことがあれば、いつでもそれをマインドスクリーンに映し出して、うまく出来ていることを想像します。デスクワークで例えるならば、マインドスクリーンで会議やプレゼンテーションのリハーサルをしてみることです。


マインドスクリーンには、何でも、誰でも、どんな状況でも描くことができて、そこにライフ・パーティクルを送ることによって、意思を育てることができます。あなたのマインドスクリーンは360度のホログラムであり、視覚化をライフ・パーティクルの大いなる助けで具体的にする舞台です。マインドスクリーンの主役、そして、ライフ・パーティクルのチャンネルは、いつでもどこでも自分の心で自由にできます。


十分な訓練を積むことにより、脳はいつも深いシータ状態でいることができます。そして、マインドスクリーンはいつでも活発に映画製作をしている創造的な広がりを続けられるのです。


 


2014092502

 

 

 

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