社会運動の起こし方
それは1人の馬鹿と2人のフォロアーからはじまる
社会運動を起こすための面白い映像をご紹介します。
これを見て、「100匹目のサル現象」という言葉を思い出した方もいらっしゃると思います。
あのお話も最初の一匹目のサルが「イモを洗って食べる」という行動が奇異で、たぶん最初は周りのサルからも馬鹿にされていたかもしれません。
でも好奇心旺盛な別のサルが「やってみよう」と行動を起こすことで1匹2匹と広がり、それがそのサル社会全体に広がったというお話だったと思います。
このスピーカー、デレク・シヴァーズ氏が言うには、最初のフォロアー(追随者)は過小評価されがちであるが、リーダーシップの一形態であり、大事な役割だとのことです。
これは群集にどのようにまねたらよいかを示し、最初はただの馬鹿だと笑われていた裸踊りの少年をリーダーにしている、この運動全体の指揮者ともいえます。
そして最初のリーダーがフォロアーを「対等に扱う」ことの大切さも説いてます。
自分が大事ではなく、運動が大事なので、フォロアーたちをリーダーに仕立て運動を成功させるのです。
つまり・・
わたしたちの社会の雰囲気を今よりもっと明るく楽しいものにチェンジするためには、
○最低3人必要(3人いればよい)
○リーダーである最初の一人は馬鹿になり、世間から笑われてもかまわないという
勇気と行動力を併せ持つ
○最初のフォロアーはリーダーの追従をして、全体に運動を知らしめる
○フォロアーはもう一人必要。3人いれば「集団」になるから
○リーダーはフォロアーたちを対等に扱い、運動に大多数を巻き込む
という必要十分条件を満たせばよいということになります。
最初に立ち上がる勇気を持つこと、また、そんな勇気ある友人をリーダーにする賢明なフォロアーになることで、世界をもっと明るくできるかもしれません。
Comments are closed.