生涯学習 ～

その１は、こちら

自分の持つ力を使う
公共図書館に登録して貸出可能にし、またインターネットとも繋がりましょう。ひとたび学習する目標を設定したら、次は持っている力を活用する時間です。例えば地元の大学に行き、自分の興味ある分野ではどんなテキストが必要とされるのかをチェックすることもでき、自らそれを購入することもできるでしょう。またはクラスの内容をよく見極め、自分でテキストを作成してもいいのです。
インターネット上ではどんな情報に価値があるのか、簡単に検索もしましょう。図書館では、どんなことが参考になり研究資料として活用できるのか、調べてみます。図書館は本だけを借りる場所ではありません。今日では、映像ビデオ、地図、音楽CD、音声の書籍など、多くをチェックできます。もし何かしらの特殊技能を持った人からの教示が必要なら、その人や、そうした人の居る場所のリストを作ってみましょう。

好奇心を持つ
たくさん問いかけましょう。もう知っていると思われたくて訊かない人々は、自分自身をとても狭めています。訊くことは、他に対する関心です。また、教育が自分の学習を高めてくれるように、訊かれたことに答えることで、回答者はそれまでと異なる角度からの情報や状況を知ることに役立ちます。効果的な学習のためには積極的な参加が必要であり、どんどん訊くことで積極的な参加となるのです！

輪に入る
関心あることがあれば、きっとその同好会があるでしょう。たとえ独学を好むとしても、そうした会に参加することは自分と共に学ぶ同好の士たちを助けます。逆に一人では考えもしなかった洞察や方策を、仲間から教えられることもあるでしょう。グループの中で、思いもよらない問いかけや答えを聞くかもしれません。同じように、インターネット上でのオンライン・コミュニティは、社会的学習のための素晴らしい環境となりうるでしょう。

教室から離れる
インターネット、オンライン講座、遠隔教育、さらには交通機関の発達のおかげで、現在では全世界が自分の教室といえるかもしれません。ただ、何か学ぼうとして新しいネット時代の教室に入り、そこでイヤな思いをするなら、まずは退出して、操作方法から学びましょう。どうしても学びたかったことは、インターネットのオンラインクラスにしかありませんか？ 決められたコースから外れて、筋肉と心を鍛えてみましょう。

訓練・訓練・訓練
知ることへの道は、読むことや聴くことにだけあるのではありません。その知識に向かうことを見つけてみましょう。例えば、美術史の講座を受けているとして、その年表を確実に理解しようと勉強を頑張っているとしたら？
その前に美術館に行って、どの絵がポスト印象派時代の絵画なのか確認するのはどうでしょう。植物の分類について学んでいるなら、植物園の歩道へと歩き出しましょう。新しい言語を学習しているのなら、スマホなどのモバイル機器をその言語にセットしておくと、毎日の利用がそのまま学習になるでしょう。

学ぶように教える
専門家になるのを待たなくてもいいのです。実際、新しく発見した知識を言葉にして人に教えることは、自分の学習を補うことに役立ちます。これまで学んだことを教えるとき、新しく吸収したその情報が強化されるだけでなく、どのように学ぶのかを学びます。人の学習スタイルについても学ぶ、ということです。ある人は目から覚えますが、そうした人々は図形や図解を好みます。またある人は触れて学びますが、手を通した経験だけを本当に理解することもあります。

現実の世界で試す
自分が持っている情報を新しく適切なものにしておくために、その時々で自分の技術や知識を外の世界で試してみましょう。つまるところ、決められたカリキュラムによる教育の目的は、現実の世界の準備をさせることです。現実の世界における訓練によって、独学のカリキュラムが始まるのです。自分自身を試してみる方法は、得ようとする技術や知識によるでしょう。例えばスペイン語を学んでいるとしたら、自国語が通用しにくいスペイン料理店へ行くことがお試しテストとなります。そこで、スペイン語だけで注文してみましょう。

新しいことを学びながら、人生はよりエキサイティングだと感じるでしょう。人生の目的に向けての意識的になるでしょう。もしかしたら情熱を取り戻すかもしれません！

生涯学習、どのように向き合ってきましたか？
これまでに何を学んできたか、人々と伝え合ってみましょう。