意識を成長させ 愛を成長させよう


2014082102

意識と愛、違う言葉ですが、根本は同じです。
意識は、良く知られた『パワーか、フォースか』というデヴィッド・R. ホーキンズ氏の著書
よれば、明るい・暗い、で表現されます。明るければ周囲がよく見えて真理まで照らし、
暗ければ自分しか見えず、しまいには自分さえ見えなくなる、ということです。
明るいときは周りが見えるから、愛の概念も変わって行動も変わります。
意識の成長=明るくなることで、その結果、愛も成長します。

Change提唱者の一指 李承憲氏によれば、愛は三つの段階で表すことができるそうです。
愛といえばギリシャ神話ってくらい愛の造形に深い関心を持つギリシャ語もまた、愛を
三つの言葉で表すそうです。

チェンジでは、三つの愛を 孝・忠・道  で表現します。それは、そのまま意識の成長過程
そのものです。

以下、米国Change サイトのブログより、一指 李承憲氏の記事をどうぞ!

 

  意識を成長させ 愛を成長させよう 
    ~ Grow Your Consciousness, Grow Your Love

一指 李 承憲

   2014082101
 

 


愛は人生全体の本質的な部分で、誰もが必要とする感情の高揚を与えます。そしてまた、多くの問題や苦痛を引き起こすこともありえます。ただ、そうなる必要はありません。
色々な愛があります。自分自身への愛、他の人への愛、ある集団への愛、ロマンチックな愛、家族愛、純潔な愛…。
最も大事なことは、感情からの愛と純粋な愛があるということです。純粋な愛はある人々から無条件の愛・公平な愛・独立した愛・アガペーの愛と言われています。

最も偉大な愛は、この種の愛です。私はタオの愛と名付けています。
あらゆる生命が絡み合って繋がっているという認識と、それを実際に体験することから、タオの愛は生まれます。(編集部注:タオ=道=ドウの愛)実際、すべての生命はそれぞれの一時的な形態をしている等しく大切な存在であり、常に姿を変え続け、移ろっていきますが、そのルーツ・根っこは、同じエネルギーです。道(タオ)は、その本質的なエネルギーであり、それと関連する意識のことです。このエネルギーを体感すると、タオの愛を経験します。そして、自分の思考・感覚・言葉が、周囲のすべての生命にどう影響し、どう影響を受けているのかハッキリしてきます。

人々が生存と防衛のために戦う世界、人々を資源とみなして所有しコントロールすることが優先という世界、そんな世界ではタオの愛を体験し難いかもしれません。「彼ら」と「私ら」という限られた対立意識、全員には十分ではない、みんなに行き渡るには不十分だという狭い意識、それが大部分の人類の、現在の意識です。
しかし、私たちは進化することができます。

愛する力の進化は、意識の進化と結びついています。私たちは、自らへの愛から始めて、両親や家族を愛することへと、すぐに変わることができます。

いつでも簡単にとはいきませんが、この種の愛(韓国語ではHyo[孝]と呼ばれます)は、一般的であり自然なものです。これは、個人間の愛であり一対一の愛です。人間は自分の子供や、自分を世話してくれた親を愛するという自然な傾向を持っていて、自然界は常に変化しうるとしても、これは必ずしもそうではありません。孝の愛は、私たちがより偉大な愛を体験するための基本となる最初の愛です。

孝の愛から次の段階は、集団への愛、例えば組織や国に対する愛です。韓国語ではChoong[忠]と呼ばれます。「忠誠(loyalty)」と訳されます。集団への愛は忠誠と言われます。忠という漢字は、「中」と「心」です。「心は真ん中にある」という意味になります。集団のために協力して動くとき、共通の目標が必要です。この目標は、その集団の全員が心を一つにまとめる中心です。集団内でどんな困難があろうと、大きな変化の力が起きようと、目標に集中し続けることで忠誠を示すこと。それが集団の生き残りのための本質です。

愛のエネルギーは、私たちの心臓の異なる層にあります。外側の層は感情的な愛から成っていて、一番奥の中心は、純粋な愛のエネルギー、タオの愛があります。忠の愛は、単なる感情的な愛や本能的な愛とは異なる種の愛です。それは選択による愛で、心と行動を伴います。なぜなら忠の愛は、自己本位や被害者感情といった個人的な意識を超え、時には家族さえも超えて、中心である集団の目的と真実に集中し、自らのエネルギーを純化させます。それは古くからある傷のエネルギーを解放させ、心臓の中心にある一番純粋なエネルギーの周りにある感情的なエネルギーを明るくさせ、自らをタオの愛へと近づける一つの段階となります。

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しかしながら、完全なタオの愛を体験するには、集団への忠誠心だけでは十分といえません。会社・宗教・国家、異なる集団のそれぞれの利益は、しばしば衝突します。そして対立に終始します。対立は、タオの愛から最も遠いところにあります。タオの愛へと最終的な橋を渡るために、もう一段階意識のジャンプが必要です。それは自分の自我、エゴの感覚に属することを、他の人のため、属する集団のために捨て去ることを必要とします。
私たちは、みんなが集中できる、すべての人々のための精神的な完成という中心的な目標を必要としています。それは身体に宿る人間性の、本来あった神性さの完全な表現を意味します。

この目標が抽象的に思えるのなら、他の共通の目標に替えることもできると私は考えます。それが達成されるのなら、そこから自身の精神的な完成と自分を愛することが起因となって、人を愛すること、自分たちの集団を愛すること、結局はすべてを愛することになるでしょう。
この目標地点は、地球管理です。
公正に、生産的に、環境を維持しつつ地球資源を管理していくために共に働いていくプロセスのなかで、私たちはタオの愛を経験し、愛から生じる苦痛や対立が終わります。


元記事はこちら


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