いよいよ食欲の秋 到来。
ダイエットの秋、でもあるでしょうか(^.^;)
今回は、食事が瞑想となれば、どんなことになるのかご紹介。
美味しく楽しく食べればいいじゃないの? という方も、
100%、完全に味わうという新たな楽しみがありますヨ。
100% 食事に集中して、食事の一連のプロセスを心から楽しむ
かもしれません。 以下、米国チェンジの記事の翻訳です。ぜひ読んでみて
くださいね!
Say Goodbye to Fad Diets Forever with This Simple Technique
どんな味だったか覚えていないほど慌てて食事したことがありますか? また、自分自身に当たり散らすようなヤケ食いはどうでしょうか?
そうしたことがあったなら、心なく食べてしまった結果が分かるでしょう。
無意識に、心なく(mindless)食べることの反対は、心を込めて(mindful)食べることです。心を込めて食べることは、毎日の単純な食べるという行為を、満たされる充実した体験へと変えていきます。
満たされることに対しての考えを変えると、食べ物と人生の関係を永遠に変えます。意識して食べることは、堅守すべき最終的なダイエットとなりうるのです。
敢えてゆっくり食べる、イライラするほど長く手を休めて、しばし食物の色・香り・質感などをじっくり感じながら感情が楽な隙間をつくりだせば、体が本当に求めている食事の量や質に耳を澄ませることができます。
そうして心を込めて食べることで、不健康な食べ方になってしまう心理的要因が浮かび上がります。過食やジャンクフード中毒、あるいは拒食などはすべて、食べ物との関係でもう必要としない性質です。
心を込めて食べることは、スピリチュアルな訓練を普通の日課に溶け込ませる一つの方法です。
私たちのほとんどが向かおうとしているチャレンジの中心は、世界に背を向けることなく、深い精神的な向上にあります。仕事やコミュニティなどの日常的な関係で、或いはすでに生きているこの人生から、深い精神的な価値や充足感を見出したいのです。
この食事瞑想は、私たちに示唆を与えます。清らかであっさりした、高い栄養がこもった食べ物で体に燃料を入れることへと。
消化が良くなってエネルギーいっぱいの状態になることや、人生がより良くコントロールできている感覚、そうした心と体の両方からの反応が、すぐに分かるでしょう。
瞑想としての心を込めた食事は、仏教の教えに根ざしています。断片的な社会が主流となった現代で、改めてそうした食事が見直されています。より多くの人々が、人生を満たす瞑想のパワーに気付いて、忙しいスケジュールのなかでもっと瞑想時間が取れないかと調整するようになっています。
道(タオ)の指導者であるスティーヴ・キムは、これまで六年ものあいだ、心を込めた食事を訓練してきています。彼の経験と、瞑想の訓練で働いたエネルギーの法則について学ぶためにインタビューをしました。
心を込めた食事についてのQ&A
インタビュワー:
心を込めた食事について語っていただけますか。それは何でしょうか?
スティーヴ・キム:
見て、嗅いで、噛んで、呑み込むという、食べること自体の動作を認識することから始まります。それは時間とともに、心身に及ぶ食べ物の影響に自然と気付くことになり、そして結局は、自分も含めてこの星の全生命体の形態を支えている生命の循環システムを深く思い知ることとなります。心を込めて食べることで、惑星全体の良き在り方に貢献できます。
インタビュワー:
食事が瞑想スタイルで可能なものでしょうか?
スティーヴ・キム:
心を込めてするなら、どんなことでも瞑想となります。実際、瞑想の訓練とは心を込めて何かをすることです。完全な経験をするという行為です。心を込めて注意深くするとき、常に新しい洞察と改善があります。
インタビュワー:
心を込めて食べることの良い点は、何でしょうか?
スティーヴ・キム:
私たちの大部分は、運転しながら、電話しながら、テレビを見ながら、職場のデスクで仕事を考えながら、食事の体験を逃して食べています。脳は本来同時に二つの情報を処理できないという性質があるので、そうなると食べ物の楽しみを逃してしまい、さらにはいつ満腹になったか、しばしば無自覚な状態になります。
インタビュワー:
心を込めて食べることは、ダイエットでしょうか?
スティーヴ・キム:
古来よりの感覚では、違います。しかし心を込めて食べることは、太ったり痩せたりを繰り返すことや、カロリー計算と身体像との問題に、完全にとって代わるでしょう。多くの人々はこの食事法で、社会的な付き合いや職場での成績が改善し、人生をよりよくコントロールできている感じがする、と報告しています。
インタビュワー:
心を込めた食べ方での、何か個人的な体験はありましたか?
また、始めたきっかけは何でしたか?
スティーヴ・キム:
最初は、好奇心からちょっと試してみただけでした。自分がどのように食べているか、食べている間に実際何が起きているのかを知りたかったのです。実際にやってみると私は、消化が良くなってエネルギーが高まり、他にも良いことがたくさんありました。
インタビュワー:
思いがけないようなことや、期待外れのようなことがありましたか?
スティーヴ・キム:
心を込めて食べるとき、意識的に選択をするというパワーを取り戻す、ということです。だから食の習慣が自然と変わっていく、ということを悟りました。
インタビュワー:
その食べ方を始めてから、何がチェンジしましたか?
スティーヴ・キム:
消化が良くなりエネルギーが高まったことが、ためになったことの一部です。ですが、内側の変化・精神的な変化がより大きいのです。食べ物にだけではなく、人生そのものにも感謝が深くなったと感じています。
ひとたび心を込めた食べ方と、その儀式の楽しさを知り、体験が増えていくほどに、自分の行う全てを同じく心を込めてしたいと動機づけられるかもしれません。
さあ、今はもう、思考(脳)に良い食べ物を自然に選ぶでしょう。
※ これは医療的なメッセージではありません。始めるときは専門家や健康関係者にご相談してください。
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