恨みを手放すと良い6つのこと


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『人を呪わば穴二つ』
(Curses return upon the heads of those that curse.)
けっこう使われまくってきた言葉ですね。

誰かを呪ったり恨んだりしているなら、相手の墓穴だけでなく、自分の
墓穴も用意しとけ、というような、ちょっとコワイことわざです。

それをわかっていながらも、でも感情が先立つ、、、
それはそういう社会で、そういう時代精神で、つまりそういうエネルギーで
生きていれば、まあ普通のことかもしれません。

分かっていることと、感情や行動は伴わない、
そんな分裂している社会で、自分の分裂を統合しようとしたら、
今まで紹介してきたトレーニングなどたくさんあります。
さらにその結果体質が変わって、食生活も変わって、味の好みも
変化して、相乗効果が色々ありそうです。

米国Changeブログより、希望に向かう記事をどうぞ!

恨みを手放すと良い6つのこと

  Six Great Benefits of Letting Go of a Grudge

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ビクともしない強い恨みや怒りがありますか。
はるか以前に拾い上げたその骨を、今でもガジガジ噛みます?
過去の傷を乗り越え、傷ついたエゴを癒やし、古い憤りを握った手の力をゆるめる方法をご紹介します。

何かを恨むことは、人生の影となって否定的な面を保ってしまうだけでなく、健康に悪いことを握りしめていることでもあります。怒り・悲しみ・憤りは、頭痛や疲労、さらに自己免疫疾患、高血圧、中毒症、うつ病など、心身に多くの症状として現れるものです。

ブッダの言葉に、「怒りを投げつけるのは熱い石炭を素手で掴むようなこと」~(『人は怒りで身を滅ぼしうる』)とある通りです。

誰にでも欠点があります。そして、あらゆる人に完全さがあります。じっくり見れば、それが分かります。しかし怒りがあるとき、そんなトンネルの暗闇を超えて向こう側を観ることはほとんど無理です。恨みや悪意にしがみついていると、間違いを許すなんてずっとありえないことでしょう。

誰かがあなたをがっかりさせたり苦痛を感じさせたりした、その痛みにばかり集中しているなら、関係を改善させる余地はまったくありません。

恨みを手放す大きな理由は、以下の通りです。
恨みを放り出すと血圧が回復し、破壊的な衝動や自滅的感情が低下すると、研究によって明らかになっています。さらに日々を重ねながら、以下のような経験もありえます。
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頭がスッキリしてきて筋肉はリラックス

手放すことは感情的な行為というだけではなく、身体的でもあります。恨みを握る手を緩めると呼吸が楽になり、縮こまった筋肉がリラックスします。そして、ただ微笑むようになるでしょう。自分の体が自分に感謝するのです!


免疫力強化

怒りや苦々しい思いを捨てることは、病気に対する抵抗力を向上させます。ばい菌やウイルスは、免疫システムが弱くなると侵入します。体をよく護るために、心の抵抗を降ろしていきましょう。


睡眠の向上

夜な夜な、復讐の方法を思いめぐらしたり、何か違う行動をして言いたいことをぶちまけたいと願ったり…、なんてことがなければ、本当に良く眠れます。素敵な夢を自由に拡げるための眠る時間について、ちょっと考えてみてください。


高まる自己評価

自分を疑ったり、怒ったりすることで、自尊心は侵食されていきます。心の底では誰もが知っています、恨みを握りしめていることは、自己評価を低くして、力を失っていく感じになることを。自分を虐めたり裏切ったりした人への憎しみを捨てる勇気を持ってください。すると、自分がよりパワフルだと感じます。さらに、自分の感情や衝動に代わって行動できたことで、大きな慈善の心や共感の力もボーナスのようについてくるでしょう。


親交が増える

恨みをポイっと捨てれば、個人的な人間関係が親密になっていくことを楽しめるでしょう。なぜなら自分自身の感覚とともに、自らを信じることを学んだからです。結局それは、その重さを降ろす勇気です。勇気は、みんなを一つにまとめるような唯一のものだと知られてきています。また、他人へも自分の感覚に任せてみるように伝えながら、さらに自分に自信が湧くでしょう。


エネルギーが大きくなる

一日は誰でも同じく24時間です。自らの向上のためにより多くの時間をかけ、他人にどう合わせようかと心配しないでいれば、より軽くなったかのように幸せを感じることでしょう。かつての日々は、怒りや悲しみでいっぱいでした。報復への欲求を燃やし、捨て台詞をぶつけたい、或いはもし本当に頭がよければ、まあ去り際の嘲笑だとか、そうしたことは長引くものです。しかし、自分自身を愛していて、最高の自分を追求しようと費やされる日々であれば、豊かさで満たされる方へ進むだけです。

特に一つの決まった恨みを持っていて、それを放り出すことが耐えられないのなら、以下の実験をためしてください。自分の敵だと思っている相手に対して、好意的な考えしかしないように務めること。その相手の成功を誠実に願ってみます。その恨みや傷が、自らの歴史でどのくらい根深くなっているか次第で、一週間やるか、一ヶ月になるか、お互い次第で敢えて一年やるか。一定の期間で自分の間にエネルギーの深遠な変化に気づかなければ、止めてしまったところでまた恨みを拾い上げることもありえます。もちろん、できるのなら誰もそんなことをしたくはないでしょう。

by Kim Alyce Steffgen

 

元記事はこちら

 

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