ブレイン・オペレーションの最終的なキー


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 オペレーションシステムなしでは、パソコンもスマホもまったく役に立ちません。
アンドロイドやらiOS やら、OSという土台があるから、その上でアプリが機能します。
人生はBOS、脳のオペレーションシステムが機能して、その上で多くの
【現実感覚】【勉強】【業務】など、無数のアプリが働いています。

そこを変えずに、アプリだけを変えても、どうしても限界があります。
ましてや充電せずに走ったら、ひたすらくたびれて消耗して・・・
時間と空間、その舞台を感じることなしに居ることは、何をしているのか、
どこにいるのかも分からずに頑張る舞台俳優のようなものです。

脳を目覚めさせ、人生の目的を定めること。それを、Change 提唱者の
一指 李承憲氏の記事から読んでみましょう!

  ブレイン・オペレーションの最終的なキー 
  ~ The Final Keys to Operating Your Brain

一指 李 承憲

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もし人生の計画書・ロードマップを持っていなければ、人生を作っていくことに混乱しうるでしょう。

脳は私たちのこの世界をナビゲートし、人生をマネージメントする手段なので、つまりロードマップを持つこととは、すなわち脳を管理することです。

コンピュータにはオペレーティングシステムがあるように、脳にもオペレーティングシステムがあると思います。それをブレイン・オペレーティングシステム(BOS)と名付けました。

以前、BOSを運用していくためには3つの法則があると書きました。しかし近年、さらに2つの法則が必要だと分かりました。合計5つです。ブレイン・オペレーティングシステムの5つの法則は、以下の通り。


1. しっかりする!(常に目覚めている)

2. グッドニュースがグッドブレインをつくる

3. 選択すれば成し遂げられる

4. 時間と空間の主(あるじ)になる

5. すべての環境をデザインする

周囲の人々やイベント、色々な感情という日常生活のなかで埋没してしまうと、自分の時間や空間、環境について自らがどれほど影響を持っているのか、とても簡単に忘れてしまいます。

もし何か興奮して会話した、あるいは激しい恋に落ちた、などがあれば、たとえ予定を立ててカレンダーに約束をメモしておこうが、家をきれいにしようが、時間も空間もあっさり失念してしまいます。

或る時間と空間、自分の状況に巻き込まれることは、それらを管理してないことを意味します。逆に時空や状況に自分が管理されてしまっています。時間と空間の主になって環境を自らデザインすることは、計画を立てたり、時間通りに行動したり、朝の起床を早くしたり、がらくたを処分したりする以上のことが要求されます。もちろんこうした事柄も大事ではありますが。

時間と空間に巻き込まれると、自分自身を見失います。自分の中心から立ち去ってしまいます。そこで、時間と空間の主となって自分の環境をデザインするため、まず中心に戻る必要があります。

感情や利己的な欲求、たとえそれが安定していたい・認められたい・人を動かしたい(支配したい)、といった基本的な欲求であったとしても、物事の理解を妨げたり、衝突したりします。そうした欲求は、ただ無意味に移ろう一時的な現象にすぎない願いに合わせて、先々の視野を歪めさせます。そうしたことで曇ってしまうことで、誰にでもあると思える人生の真の目的や自分の中心にある本質を観ることができません。その結果、幸せや愛を自分の外側に探してしまい、自分の周囲が幸せや愛を差し出してくれないと不満になります。

自分を穏やかにさせ、心を開かせるのみならず、自然のリズムに合わせるようにする瞑想法があります。呼吸、皿回し、つま先叩き、脳波振動といった瞑想法が自らの視野をクリアにさせることでしょう。その自然のリズムは、命そのもののリズムです。思考や感情という活動に捕えられ、あまりに自分の外側に意識を向けてしまうと、その命のリズムをしばしば失います。私たちの自然なリズムとは、自分の中心における真の本質が持つリズムです。

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その中心から世界を認識して自然なリズムと共に動けば、時間と空間をハッキリと感じ、また分かることでしょう。命のあらゆる色をありのまま見ることができ、そして、命が自分の認識と選択にどれほど従順か、感じとるでしょう。自分の本質が分かれば、それが愛や幸せであると悟ります。自分が本当に必要とするものは既に持っていると分かれば、【わたし】の状況が【わたし】を支配することが無くなります。その実現が、自由と勇気、そして自分が欲することを選択する能力を与えます。それが時間と空間の主になることであり、あたかも画家が真っ白のキャンバスに戻すよう古い絵を撤回して白を塗るように、自分の環境をデザインすることでもあります。

私が、ゼロ・ポイントとも呼ぶ、自分の中心から感じる命の目的は、ちっぽけな自分の欲望に代わって、自分の人生を導くことが可能です。自分の目的とは、人生の目的地なのです。

しっかりと自分の中心に根付いた目的地に向かう旅が、チャレンジや闘いの最中でさえ純粋に自分を幸せにします。また、目的地を持つことは、環境のどんな面がそこにより近づき、どんな面がより遠くさせるかを評価するモノサシが与えられることでもあります。

環境とは、現実の物質や空間以上のものです。

それは、思考や人間関係、どんな状況でどれほど健康か、まで含まれます。自分の環境を認め、その取り扱い方の選択が、自分をどのようにデザインするか、です。

周囲のすべてを直接コントロールすることは出来ないかもしれませんが、思考と反応を選ぶことによって、究極的な目標点へと進み続けることができます。そして徐々に、外部の環境が自分のなかの最も深い大切な願望にはまって、マッチしていくのです。


 

 


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