強く在ること … 円で動く ~求心力と遠心力

宇宙の法則、2回目の記事です。
前回は『個の成長と全体の調和 ~公転と自転』 をお伝えしました。
もう一度、復習です。


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これらのパターンは、一見相反する力や資質のバランスを取る方法を
示す普遍的な法則で、つまり宇宙のマインドの反映なのです。古来より
そうした宇宙の法を、道(ドウ)、またはタオと呼びます。 
その法則は、 以下の三つです。
 
1. 公転と自転
2. 求心力と遠心力  
3. 公平と平等
  元記事はこちら

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今回は2番目の、『求心力と遠心力』
例えば自分のなかにある願いが強ければ強いほど、
そのための活動は広く大きくなるでしょう。
願いの強さが求心力で、実際の活動は遠心力だと言えます。
願いが弱いのに活動は大きくなれば、願いから遠ざかって
どこかに飛んで行ってしまうし、また求心力(願い)が強すぎて
どんどん引っ張り過ぎてしまえば、子供を過保護にしすぎる親の
ように、子供である遠心力(活動)は小さい範囲に留まってしまいます。


以下、米国Change サイトのブログより、一指 李承憲氏の記事をどうぞ!

宇宙のマインドの反映 2  ~
強く在ること … 円で動く ~求心力と遠心力
   
Get Strong—Move in a Circle

2014061401


円はしばしば、完全性・永遠・調和・精神性を表現することに用いられます。
こうした性質を持つ人生を送るためには、人生そのものを円にする必要があります。そのためには、
中心への集中が強くなる必要があります。中心とは、内なる羅針盤であり魂であり、あらゆる存在の中心でもあります。

求心力として知られる力が、動いている物体を中心点へと引っ張っていくとき、円となって伝えられます。この引っ張る力・求心力は、動く物体の惰性と等しい力である必要があります。中心へ引く力が十分でなければ、物体は飛び去ってしまうでしょう。
円運動への力、それは二つセットで造られます。専門的には力とは言えないものの、求心力に対して遠心力として知られる力です。円運動を創る【押し】と【引き】のバランスは、求心力と遠心力という普遍的な法(法則)を示しています。それで、最初に求心力がなければ、どんな円運動も起こらないでしょうし、哲学的にも大事です。

求心力と遠心力の法則では、まず最初に自分の中心を強くせよと言っています。それから世の中にアクションを起こしなさい、と。

~ 自分が強くないと遠心力に振り回されますネ
 

求心力への集中、自らの内へいくことなしでは、外部のことに気を散らされてバランスを失い、道に迷ってしまう可能性があります。まず自分の中心を観ることなく行動を起こしてしまうことは、根のない樹木を所有しているようなものです。そんな木が実を結ぶことは決してありません。でももし、自分の中心に関心を払い続けながら行動すれば、ますます強くなります。

もし変わりたいことがあるのなら、最初にすべきは自分を観て、そして自分の内にある責任を確認すべきであると法則でも伝えています。先ずは自分の責任を引き受け、それから周りの人を見ます。なぜなら自分こそが、あらゆる行動の中心だからです。
一旦この法則に従って行動を始めると、平和を見つけます。その法則に従っていくなら、人生を自分の願い通りにしていくパワーがつくのです。

中心に目を向けることによって、内なるガイドが人生のビジョンを与える可能性が開きます。そして法則・原理を自らに伝えていくでしょう。それが生活上で機能して、自分のビジョンを達成していくことができるのです。誰でも、中心のビジョンは常に、広く有益であろうとすることです。
内なる導きと普遍的なエネルギーの原理に従ってビジョン達成のために働くとき、ある意味では全ての生命体のニーズと流転のなかにいます。その流転のなかで、自分の個人的ニーズは、他のあらゆる生命体のニーズとバランスがとれます。

つまり、求心力を創り、求心力(内へ向かう、反射する)と遠心力(外へ向かう、表現する)の傾向とバランスをとるのです。自分の導きに従うためにハッキリと自分自身へ集中を保ち、普遍的な法則・天の法則によって生活しながら可能性を発見し、自分のビジョンを明確にさせていくことです。

求心力と遠心力の現象は、以前の記事でお伝えした『公転と自転』という働きのなかで機能しています。
中心を観ること・強力なコアを建築すること、夢やビジョンに向かって動いていくことは、個人的な自らの成長を達成しながらも、より大きな目標へと他人と調和して仕事できることを意味しているのです。

元記事はこちら
2014061402
あらゆる物質を形づくる原子も、求心力と遠心力ですね

 

 

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