もう梅が咲いている地域も多いことでしょう。
季節と体の関係がいろいろあるように、
人と人の関係もいろいろあります。
コンピューターでさえ、ソフトウェアの相性、とか言うこともあるのに、
人間の相性といったら、もう複雑なこと・・・、ちょっとしたスレ違い、
行き違い、誤解、錯覚、嫉妬、優越、劣等・・・、大変なものです。
でも、その根本は自分との関係だとしたら、
グチャグチャだった糸が、ある一点がほぐれたらあとはスルスルと
ほぐれるように、自分との関係さえ良好になればOK、ですね。
そんなヒントを与えてくれるガイドです。
Good Relationships Start With Yourself
私たちは愛し、また憎む。
社会的な存在として、人々は人間関係を求めます。
その関係を通して、私たちはお互いをサポートし、自分自身で出来る
以上の何かをしていきます。私たちはお互いから学び、お互いに
自分を表現します。
でも人間関係は、私たちの苦悩の最大の源です。人間関係で、
人生はあたかも感情的なジェットコースターとなり、とても多くの
感情がでます。人間関係が倍速ジェットコースターで、
丘を超え谷を下ります。その人間関係に苦しむうち、あっさりと
自らの感情に巻き込まれ、自分自身との触れ合いを失ってしまうのです。
しかし、最も大事な人間関係は、自分関係です。
自分自身と良い関係でなければ、ほとんどの人が知っているように、
人生の全てが歪み、気難しくなります。厭世的になり、人々に
与えたり共有したり、という心のリソースが不足していきます。
自分自身と良い関係になるために、自然に与えたくなるようなことを
自分に与えます。最愛のこと、愛する何か、理解、許し。
自分が溢れるほど満たされていれば、他の人と分かちあうことは簡単に
できるでしょう。それは実際に、自然と放たれる自信と愛となり、
人々はそれらを本能的に感知して集まってきます。
自らに与える最も大事なことの一つに、良好なコミュニケーションが
あります。心の内側に、特に人間関係から来る混乱がたくさんある場合は、
自分とコミュニケートするのが困難になります。
自分自身とコミュニケートする前に、まず自分のエネルギーが感情のない
状態にする必要があります。エネルギーは感情がないときに、
水の入った清潔なガラスコップのように透明で、純粋なのです。
呼吸と瞑想という入浴で、感情から自由になること。でももしあまりに
汚れていると、おそらく座って呼吸することは難しいでしょう。そのときは、
代わりに体を動かします。ヨガや太極拳をやるか、気持ちと感情が静かに
なるまで、シンプルに体を振動させます。雑念や感情がもっと出るときは、
それらを手放せるように、より積極的に強く体を動かします。
心が穏やかでハッキリとしてきたら、呼吸に集中しながら、自然な呼吸に
なります。時間とともに、呼吸が深まるでしょう。ひと呼吸が長くなり、
胸や喉よりもむしろ、下腹部から呼吸が起きます。
呼吸に集中することは、体とエネルギーに意識を繋げる簡単な方法です。
呼吸は身体・心・精神を繋げるポイントです。
これは、コミュニケートの単純な型です。
一度この繋がりをもつと、声も出るようになり、今までよりもっと自分と
コミュニケートできます。自分に肯定的なメッセージを与えるように
なるということです。そのメッセージが、脳を目覚めさせ、心を明るく
活動的にさせます。最も大きく肯定的なメッセージは、
「私はあなたを愛しています」です。更に加えるなら、
「ありがとうございます。ごめんなさい。許してください。」
最後に、コミュニケーションの大事な側面の一つが、耳を澄ますこと。
誰もが自分自身の内なる智恵を持っています。穏やかで冷静なときは、
智恵を聞くのは簡単でしょう。直感的にやって来たことを単に聞いても
いいですし、自分自身や脳にダイレクトに尋ね、その答えを聞くことも
いいでしょう。答えが来ると信じれば、答えが来ます。
密接で愛情ある関係を自分自身と築いていくことによって、他の人からの
愛やエネルギーに依存せず、人々とオープンで親密な友愛を、
内側からの安心感を伴って培っていけるでしょう。
もうすでに必要以上の愛を自らの中に持っていると分かれば、
見返りなくただ自由に愛を与えられるのです。毎日自らの中の愛に触れて
いれば、枯れ果てることもありません。
愛とコミュニケーションは、力を与え合う人間関係と健康のために、
欠くことのできないカギなのです。
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