脳教育 第三段階 【脳の浄化】


2014072403

脳のマスターになることを目的とした脳教育。
5段階の基本ステップから、個別に各ステップを見てきました。
今回はその第三段階です。

   脳のマスターになる5段階
   続・脳のマスターになる5段階
   脳教育 第一段階 『脳の覚醒化』
   脳教育 第二段階 『脳の柔軟化』   

第三段階は、浄化です。キレイにすること、ですね。
誰でもキレイにしたいかもしれませんが、濁った水が
凍りついたままでは、水中のドロを取り出すことはできません。
それで、まず氷を溶かすように、脳を柔らかくしていき、次に
浄化になります。

以下、米国Change サイトのブログより、一指 李承憲氏の記事をどうぞ!

 脳教育の第三段階 【脳の浄化】 
    ~ Brain Education for Brain Mastery Step Two: Brain Refreshing

一指 李 承憲

 

  2014072401

脳の主(あるじ)になろうとすると、
自分のなかで、本当になりたい自分にさせない思考と感情に必ずぶつかります。
脳の柔軟化が体を柔軟にすることにも役立つことであり、この脳教育第三段階【脳の浄化】は、自分の感情を管理することの助けになるでしょう。
誰にでも、感情があります。
感情は私たちの人生を豊かにし、直観を伝えます。
しかし私たちは、感情に巻き込まれ、感情が私たちの主(あるじ)になることもあります。【脳の浄化】で、自分の脳のコントロールを感情から取り戻すことが可能です。

ずっと人生を通して、無意識に確立してしまった感情的な層と気質があって、多くの人々は状況に対する感情的な反応を抑えられません。選択の余地も認識もなく、状況にすぐ反応してしまいます。

【脳の浄化】では、こうした感情的な習慣をはっきりとさせ、感情的苦痛やトラウマを手放し、感情的な層を引き剥がします。どんな先入観や心構えが否定的な感情を引き起こすのか、肯定的な感情への切り替えスイッチは何かを確認します。さらに、動揺、心配、怒りを自分で感じるとき、感情を静める技術を学びます。

こうした技術は、感情から心を切り離すためのものです。自ら選択した時間や空間で、価値観やトータルな目標に合う状況に反応するようにします。この練習をすることによって次第に、感情は単にどうやって自分を支配するかだけ、自分でその力を与えてしまっていることと、それで感情指数を上げ、感情的な習慣に明確な力を与えていたことに気付くようになります。ある意味では、脳の浄化とは、エネルギーの浄化と同じです。それは、

感情的なエネルギーを絶えず手放したり転換したりすることで、感情・心・体に何があるのか認識し、エネルギーを循環させ続けることでもあります。
エネルギーを流れさせることで、感情は、自らにしがみつくことなく循環します。感情を感じるけれど、抱えることにはなりません。感情が自分は誰なのかを定義するのではなく、強力な情報の一時的な現象に過ぎません。
脳の浄化を要約すると、

1. 感情や雰囲気を認識していること。
2. 問題を起こす有害な感情を捨てること。
3. 長期の気質パターンを変える能力を高めること。


自分の気分を意識する

思考、感情や気分に絶えず注意を払いましょう。そのために、瞬間を捉えることが必要です。
一瞬一瞬、さまざまな状況にどう反応しているのか、その反応の背後にある先入観や思考、立ち位置はどんなものなのか。望んだ結果を生むために、どうしたら別の反応ができたか。
観察すればするほど、より詳細な内部の働きとその深さに気がつきます。そして、感情的な選択をどのようにしているのか、どうすれば別の感情を作りだせるのかを見るでしょう。


空気を逃がす

まるで溜まっているものが噴き出るかのように感じるとき、笑ったり歩いたり、呼吸のような単純な訓練で、緊張やストレスそして感情的なエネルギーを解放させましょう。臍の下、腹部の中央(下丹田)に意識を置いてこうした訓練をします。すると、すぐに活力がよみがえってきて楽に感じます。幸せや希望さえ感じるでしょう。

以下のエクササイズは、落ち込んでいるとき、猜疑心や絶望でどんどん深みに陥るようにさせる悩みや感情を手放すことに役立ちます。笑う訓練、歩くこと、呼吸すること、これらの訓練をなんであれ焦らずコツコツと定期的にすることは、未来の展望を前向きにし、ストレスと不安に耐える力を上げます。


ヘッド・タッピング
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指先で頭部や顔をポンポンと叩きます(タップ)。頭部や顔の緊張をほぐすためです。特に、頭が熱いと感じるときにしてみてください。頭全体、こめかみと頭頂部は念入りにします。
顔は、顎、頬骨、眼の周りのような緊張しやすい場所を叩きます。特にストレスを感じていたり、感情的になっているのなら、他の部分、特に胸と腹部を手で叩くこともいいでしょう。他の部分を叩くときは、手のひら、または握りこぶしでやると、より効果的です。


つま先叩き

この運動は、体の感情的な緊張から自由になるのに良いでしょう。エネルギーを頭から体の下部まで降ろします。また、頭が何か心配でいっぱいなとき、不眠症への効果的な予防策となります。
1. 仰向けになり、足を揃えます。2014072405
2. 両手を下腹部(下丹田)に置きます。
3. 足首を直角にして、踵をつけます。
4. 足の親指を軽く合わせて、次に足の小指が
床に付くように広げ、また親指で叩きます。
5. できるだけ速く繰り返します。
6. 100回からスタートし、だんだんと回数を増やしていきます。


脳呼吸

この運動は、否定的な感情を、明るくポジティブな感情と入れ替えるのに役立ちます。
1. 目を閉じ、楽な姿勢で座って、手を膝に置きます。
2. 何回か深呼吸をして、体と心をリラックスさせます。
3. 頭のてっぺんから胸へ、そして下丹田に流れるエネルギーを感じます。
4. 頭のてっぺんに集中します。
5. 鼻から息を吸い込むように、頭のてっぺんから頭全体を回り、
脳から否定的な感情エネルギーを取り除くエネルギーの流れを想像します。
6. 口から静かに音を出しながら息を吐きます。
吐く息とともに、体から濁った否定的エネルギーが出て行くと想像します。
7. ゆっくり息を吸ったり吐いたりしながら、明るい光が広がり、
暗闇が消えていくのを想像します。
8. リフレッシュした感じ、前向きな感じがしたら、三回深く呼吸して、
目を開けます。
9. 手を暖かくなるまでこすりあわせ、その手で頭と顔を優しくマッサージします。


幸せな感情習慣をつくる

瞑想や呼吸の時間がとれないときであっても、

積極性や信じる力の習慣を育てていくために、日常生活で脳の浄化をしてください。すると、特別頑張ることなく幸せな気分を保つことが、すぐにできるようになるでしょう。・人生がまったく上手くいかないと感じるとき、最も幸せだった記憶を思い返しましょう。
・誰かに何か聞かれる前に手を差し出すとか、素敵な言葉を言えるように、自分の枠から出ましょう。
・驚きと感謝の感覚で見ることで、自分の回りの美しさを探しましょう。
・助けあう繋がりを持つために、人々と毎日会話しましょう。
・少なくとも1日に1回は、すべての感覚を使ってこの瞬間に生きましょう。
・本当に感謝する、少なくとも10の物事を数えだし、祝福しましょう。

脳の浄化の技術をコツコツと訓練していくことは、否定的感情のある記憶と、もはや使わない情報を
片付けることになっていきます。自分の感情をコントロールする力を得て、幸せは行動を通していつでもどこでも創り出せると分かるでしょう。
そのプロセス全体が、脳に新しいエネルギーのチャンネル与え、人生がもたらす新しい快活さや喜びを楽しむことになるでしょう。心は解き放たれ、心のより高い目的 ― 愛、同情、創造力、健康、新しい発見、そしてヒーリングを求めていくようになります。

元記事はこちら


2014072402

 

 

 

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