久々の更新です。チェックしてくださっていた方すいません(汗)
今月は忙しくてなかなか更新できないのですが、
コツコツと続けていきますので、よろしくお願いします!
前回まで、脳の三大法則 BOSの翻訳記事をお伝えしました。
映画などでしばしば「人生は大変だ」 というようなセリフがありますが、
脳の使い方を知らなければ、さもありなん、という感じですね。
今回から、エネルギーをChange させる実践、訓練についてです。
訓練といっても、運動の苦手な人に跳び箱の練習をさせる、という
ようなことではなく、自分の人生をより豊かに、またちゃんと管理して
生きていくためのメソッドです。
自己管理、というとダイエットやら禁煙やらが思い浮かぶでしょうか。
難しいこと、大変なことという受け止め方が主流かもしれません。
その前に自分のエネルギーをどのように管理し、訓練していくのか、
知識だけでなくその実践はどうするのか、
それらが伝えられていれば、難しいことではないと感じるでしょう。
ではいつものように、一指 李承憲氏 のブログ記事をどうぞ。
自己管理トレーニング
迷いを感じたら静けさに戻る
When You Feel Lost, Come Back to Stillness イルチ・リーのエネルギー入門より
自分の人生が望む方向に必ずしも行っていないと思うとき、何かが間違っているかのように感じられるとき、方向感覚を失っていると感じるとき、そうしたときは一旦立ち止まって、自分の内側にも外側にも、何が本当に起こっているのかを見る必要があります。
いま心に何があるでしょう? 平和で穏やかでしょうか、忙しく考え回りストレスいっぱいの感情で混乱しているでしょうか? 心を駆けまわっている情報は、いま感じている影響だけでなく、どのように生きるか将来にも影響を与えます。情報の一片と感情の嵐が、世界を見る方法を形づくり、チャレンジする機会にどう反応するか影響するからです。
静かな時間があるとき、心の中の情報を取捨選択できて、自分と人生について洞察力がでます。意識が、思考や感覚の広がりといった内外から来る刺激に揺れなければ、自然に自らを写しだします。さらに自らを映し出すことが意識の本質で、意識自体に気付くようになるでしょう。
意識は、意識自体に尋ねます。「これは何?」「何が起きているの?」「なぜこれをしているの?」「人生に大事なことなの?」
静けさの瞬間は、一日に取り掛かるとき自然に来るかもしれません。或いは瞑想を実践することで誘導できます。もし目的をもって意図的に瞑想の練習をすれば、瞑想は感覚を冴えさせ、心で思考する能力を高め、心の無限の創造性を活用できるパワフルな方法になります。
瞑想で内側の静けさを実現する3つの基本的なテクニックがあります。韓国で、私はこう呼びます。
1 Jigam -(止感)
感情を止める、思考を止める。
2 Joshik -(調息)
伝統的なエネルギー瞑想の用語。調整 + 息(呼吸)。
3 Geumchok -(禁触)
避ける + 触れる。接触を避ける。
これらの技術は、それぞれにブログでお伝えしたいと思います。
今回はJigam(止感)、感情や思考を止めることから始めてみましょう。呼吸が心を静める不可欠な要素ですが、それぞれのステップは繋がっています。
まずは心を静め、気がかりな思考や感情をハッキリさせるために、手のひら、体の内部、周囲の全ての微細なエネルギーの感じに意識を向けることで、今この現在に、心を連れてくることからです。
1.自然に呼吸します。呼吸がゆったりしてきて、腹部が柔らかく拡がったり凹んだりするまで、息に集中します。最初は感覚的に胸が動く呼吸になるかもしれませんが、これは体の気密性を示しています。呼吸に従ってリラックスしてきて、腹部から呼吸することができます。
2.呼吸がゆったりとして深くなったら、胸の前に手のひらを向かい合わせるように手を持ち上げてください。
3.手のひらに集中し、両手をゆっくりと離したり近づけたりしてみましょう。
4.両手の間のエネルギーを感じます。エネルギーが、熱、冷たさ、圧力として、感じられることがあります。
5.エネルギーを感じたら、両手のひらの間の感じを覚えておきます。自分が本当は何者なのかも。それは一つであり同じことだと忘れずにいてください。つまりエネルギーであり意識なのです。宇宙全体は、その最も基本的なレベルで、同じことで構成されています。意識エネルギー、あるいは私がライフ・パーティクル(生命電子)と呼ぶものです。
ライフ・パーティクルを通して、すべては一つになります。体、心、エネルギーは一つに統合されます。私たちはバラバラに断片化されない統合された存在になります。この感覚下では、単なる名前や職業、肩書き、記憶、思考や感情は停止され、本当の自分になります。自分の完全性のうちにあって、その完全さが、自分の目的や方向を見つけます。いわば、質問に答えるのです。
6.思考や感情が収まったら、手を膝の上に置いて深呼吸しながら、意識を下腹部へと戻します。
この瞑想の実習を終えた後でも、手のひらや体全体のエネルギー感覚を維持してみます。どんな感じですか? 心はどうですか? 光とエネルギーにあふれた平和な内的空間を感じますか?
この止感の実習で内的平和をより持続させれば、混乱して迷うことはもっと減るでしょうし、自分の道から落ちたり方向転換をしたりすることも少なくなるでしょう。
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