より良い健康のために 自然な深い眠り


2014090904こんな朝を迎えないために。。。

日本列島全体、秋色が濃くなりつつあります。

秋の夜長、とはいえ、文明化が進んで、もう季節感は

とても薄くなっているのかもしれません。それでも体は
季節に合わせて知らず知らずに働き、調整してくれますね。

でも、脳が狂ってしまうと、どうにも
「眠れな~~~い」 という状態になってしまいます。
眠れないメカニズムをどんなに勉強しても眠れず、
羊をたくさん見ても眠れず、モゾモゾと寝返りを何十回もして・・・

眠るためのメソッドは、心身のエネルギーを変えるための
基本の一つ。深くゆっくり呼吸しながら読んでみてくださいね!

より良い健康のために
       自然な深い眠り
  Deep Sleep Naturally for Better Health

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眠りに就くための色々な寝具やグッズを放り出しましょう。休むというマインドで体のリズムを活用し、体が深く回復できる睡眠を与えてみてください。

物質的で結果ばかりが求められる社会では、私たちは過剰な活動ばかりが賞賛される傾向にあります。格言にあるように「ロウソクの両端に火を灯す(身を粉にして働く≒無理する)」ことは、実際に睡眠不足が、体という生物的に大切な資源だけでなく、燃料としての精神的な力さえも奪う象徴だと考えられています。

強烈に眠れない状態であったり不眠症であったりすると、社会的・思考力的・身体的に、深刻な病気につながることがあります。

逆に深く良い睡眠がとれたとき、社会性も思考スキルも、そして肉体的な健康も最高の状態にあります。何事にもより良く対処する術を持ち、ミスを犯したり事故を起こしたりすることが少なくなります。さらに良く眠ることが、記憶や精神的な働き、そして性的な機能をきちんと健康的に保つことになります。

深い睡眠はまた、血糖値を調整するのに役立ちます。血圧を下げ、体のシステムを強くバランスのとれた状態にさせるためのエネルギーを与えます。

別の面でいうと、深い睡眠はお肌のアンチエイジングの素晴らしい解決策でもあります。細胞が回復機能を補う活動をするための時間となるからです。そして十分な睡眠をとることが、ストレスホルモンであるコルチゾールを抑えますが、このホルモンは体重増加を引き起こすことで知られています。つまり十分な睡眠は健康的な体重を維持することにも重要なのです。

でもおそらく、睡眠を振り返るべき最大の理由の1つは、人生は古き良き時代(ドリームタイム)の眠りと、自分を現状に収めてしまうレム状態の眠り次第だからです。レム状態のときは、脳が意識的に認識する経験とイメージにだけ繋がって情報を処理します。一方ドリームタイムの眠り、深い睡眠は、勇気を与えます。そう、そうなのです。睡眠をとらず過労状態のとき、希望もなく流されるように思えるものです。ストレスでエネルギーを削ったり失ったりするときは、夜の良質な睡眠でほとんど修復できます。睡眠は、人生の問題に取り組むための視野とエネルギーを、元に戻すリセット・ボタンです。

数の計算や日常の細かなこと、または食料品店に行ったりビジネス会議に参加したりという生き残るための諸々であまりにも忙しいすぎるとき、睡眠時間は、脳がその日に吸収したメッセージと全ての象徴の聞き役となり、連続的なコミュニケーションを自らに与えます。(つまり眠りが浅くなります)
最も創造的なアイディアが起きる、あるいは最も慎重を要する問題の解決案、そうしたことは深い睡眠の間に出ます。

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以下、より深い睡眠をとる9つのすばらしい方法です。

1. 自然のなかで瞑想する
良き自然瞑想は、心のなかの照明スイッチを切る感じになります。1日の始まりやベッドに向かう前に、流れる水のクリアな音を聴いてみることは、眠りに落ちるのを妨げる脳内のおしゃべりを静かにさせることに役立ちます。

2. 笑ってみる
笑い声はあまりに多い人生の道での重荷を、軽くしてくれます。ストレスを軽くして、コルチゾールエピネフリン(アドレナリン)の濃度を減らし、免疫系を高めます。そしてお腹が痛いほどの抱腹絶倒は、横隔膜を弛緩させて、やろうと努力しなくても深呼吸のトレーニングになります。深い呼吸はいずれにせよ深いリラックスに通じます!

3. ペットを飼う
ペットと戯れることが、自分の体のセルフヒーリングが発動するきっかけ
となるオキシトシンエンドルフィンや他のヒーリングホルモンを溢れさせます。動物をケアすることや他のペットセラピーは、心身にとても有益なこととなるでしょう。好きな猫などに近寄ることができなければ、1日に10分程度、アニマルカンパニー(欧米で有名なペットショップとペット訓練所を兼ねた店)で費やすこともいいでしょう。

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4. 肝臓の浄化
脂肪過多の食品、アルコール、薬物、汚染物質、代謝の廃棄物などで肝臓がオーバーワークになっているとき、朝の4時という奇妙な時間にあなたを起こすでしょう。その時間は、伝統的な中国医学によると肝臓が働く時間です。なぜなら、通常は前夜6時ころに食事をして、摂取したものを肝臓が処理し始めるのはそのくらいになるので。肝臓をキレイにして、長く夜の睡眠をすることです。ところで毎日肝臓から毒素を排出する最も簡単で効果的な方法の一つは、起床してすぐに、コップ一杯の水にレモン半分を絞って飲むことです。

5. ヨガや気功をする
呼吸とストレッチのある簡単なリラックスする教室に行くことで、ベッドの時間になるうちに、一日の色々な事柄が徐々に鎮まって体内時計がリセットされやすくなるでしょう。気功は、体のエネルギーがバランスを取り戻したり、水昇火降の循環をとったりするのを助け、より良い睡眠に役立ちます。

6. 人の輪に加わる
人間社会から隔離されることは、慢性的なストレスや心労の鍵となる要因の一つです。そのストレスや心労が、夜になっても多くの人々を眠れなくさせます。何かのグループに加わることは、みんなが健康でいる必要があるという目的と帰属意識を生み出します。

7. 自らにメッセージを与える
足首のマッサージグッズや木製の枕は、素晴らしい健康効果があるシンプルな構造をしています。ツボをマッサージして調整し、姿勢の良くすることや、緊張した筋肉のねじれをほぐしたり、背骨を整えたり、経絡を開いて血液や気の循環を改善させます。もし背中をこすってくれたり眠りにつくための歌を歌ってくれる人が誰もいなければ、こうしたシンプルな道具を用いて、自ら優しく健康的なマッサージを自分にしましょう。

8. 呼吸で落ち着かせる
呼吸は基本的なことですが、どのように呼吸しているかに集中することを学ぶと、それは眠りを誘う素敵なやり方となるでしょう。ゆっくりとした長い呼吸は、その日の些細なことを振り払い、体の平衡感覚を回復させます。

9. 自然のサプリを摂る
温かいミルク、かぼちゃの種や他のトリプトファンを含む食品やハーブは、眠りにつきやすくします。就眠効果の優れたハーブは、レモンバームカノコソウの根ホップトケイソウなどがあり、それらは副作用もありません。

もし次に夜中にすっかり目が覚めた状態になってしまったときは、どうか安心して翌日の昼にこうした方法を一つでも複数でも実践し、すぐに体をリズムにピッタリ合わせましょう。

これは医学的な診断ではありませんので、実践するときはかかりつけの医師や該当の医療機関にご相談ください。

by Kim Steffgen
元記事はこちら

 

 

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