『CHANGEⅡ』~ロバート・G・メイズ 臨死体験研究者

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映画『CHANGE』の続編を製作中のスタッフによる
進行形のエピソード第8回目。

前回、臨死体験研究者、コーコラン博士とのインタビューでしたが、

ひき続き、その博士といっしょに研究をしている穏やかな紳士との
インタビューです。

Change でもお伝えしている【脳】についての、示唆に富む
インタビューです。
(映像の内容は最下部にあります)

 
『CHANGE Ⅱ』 :ロバートG.メイズ   臨死体験研究

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『CHANGE』は、旅…

死と人の認識について学ぼうという欲求は、始まったばかり。

僕らは、(ノースカロライナの)国際臨死研究協会から発ちませんでした。
なぜかって?
ダイアン・コーコラン(※前回参照)は素晴らしかったのに、その上
彼女の研究員、ロバート・メイズがもっと多くの話しを
申し出てくれたのです。

くつろいだ佇まいの静かな男ロバートは、すぐに溶け込みました。

ロバートは、MIT(※ マサチューセッツ工科大学・全米一とも言われる
優秀校)の化学の理学士号を持っています。ソフトウェアの開発に
携わりながらイーストマン・コダック社、その後はIBMで
上級ソフトウェアエンジニアにまでなり、20年以上働きました。

ロバートはIBMを去ったあと、国内でいくつかのシュタイナー学校
(※ ルドルフ・シュタイナーの研究に基づき独自の教育をおこなう。
日本でも50以上の幼稚園や学校で活動がある)
で数年間、高校の化学を教えました。今は教壇から退任して
いますが、研究は続けています。

彼と妻のスザンナは、臨死体験の研究を続けています。
たとえ二人ともそうした経験がないとはいえ、彼らは一緒に
30年以上にわたって調べてきました。

彼ら夫婦が共同研究した、「意識の「難しい問題」を解く
こころの理論」
という論文は、彼らの多くの論文のうちの
一つであり、強くお勧めできる信じられないほどの作品です。
ハッキリ言うと、意識と脳についての考えを拡大していきます。
Google検索をちょこっとすれば、彼らの業績であるその論文を
いくらでも見つけることができるでしょう。

以下のインタビューからの断片でロバートは、臨死体験で
脳と意識の間の微妙な相互作用が示される証拠について話します。

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(この動画は、YouTube で観ることができます 画像クリック)

(※ インタビュー内容)

もし意識が、なんらかのエネルギー場のようなことなら、
意識とは魂や精神でしょう。 そして、何らかの相互作用があるに
違いありません、意識と脳のあいだで。
それはまさに相互作用であるはずで、それは示されるべきことです。
あるいは、物質との相互作用や、他の人との肉体的な相互作用を
した臨死体験者たちが観たという証拠を探すことが、私たちの
研究だと言えます。
それがあることは分かります。そして肉体的な光の相互作用も。
耳のなかで、まるで心電図のモニター音のような、物理的な音を
聞くことができるのです。音波を伴う物理的相互作用でしょう。
つまり、少なくとも相互の作用があることは明白です。
一方の疑問は、脳の中でニューロンが相互作用にどう働いて
いるのかということです。
だから私たちは、その働きを研究しているのです。
少なくともどうして働くのか、その目的について、私たちには
思い当たることがあります。

2014061702ディラン・マーシャル Dylan Marshall (『CHANGE』編集・撮影スタッフ)

元記事はこちら

 

 

 

 

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